6日のNY市場はまちまち

2021年7月7日 06:45

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記事提供元:フィスコ


[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;34577.37;-208.98Nasdaq;14663.64;+24.31CME225;28385;-225(大証比)

[NY市場データ]

6日のNY市場はまちまち。ダウ平均は208.98ドル安の34577.37ドル、ナスダックは24.31ポイント高の14663.64で取引を終了した。連休明け発表された6月ISM非製造業景況指数やサービス業PMI改定値が予想を下回ったため、景気回復ペースの鈍化懸念が浮上し、寄り付き後、下落した。また、石油輸出国機構(OPEC)にロシアなど非加盟産油国を加えた「OPECプラス」の会合が増産で合意できずに終了したため、原油高も回復の障害になるとの懸念が強まり一時下げ幅を拡大。しかし、引けにかけては売りが一服した。金利低下で、ハイテク株は小幅上昇し、連日で史上最高値を更新して終了。セクター別では、自動車・自動車部品、エネルギーが下落した一方で、小売りが上昇した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比225円安の28385円。ADRの日本株はトヨタ<7203>、ソニーG<6758>、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、任天堂<7974>、ファーストリテ<9983>、デンソー<6902>、富士通<6702>、エーザイ<4523>、セコム<9735>、TDK<6762>、日東電<6988>など、対東証比較(1ドル110.62円換算)で全般軟調。《FA》

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