6月8日のNY為替概況

2021年6月9日 05:03

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記事提供元:フィスコ


*05:03JST 6月8日のNY為替概況
 8日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円28銭まで下落後、109円51銭まで上昇して引けた。米財務省の3年債入札を控えて10年債利回りが一時1.51%台に下げ、ドル売りが先行。その後、4月JOLT求人件数の過去最高更新を受けてドル買いが盛り返した。


 ユーロ・ドルは1.2171ドルから1.2193ドルでもみ合って引けた。ユーロ・円は133円14銭まで下落後、133円42銭まで上昇した。ドイツの4月鉱工業生産の落ち込みや6月ZEW景気期待指数の予想下振れを受けてユーロ売りが先行した。


 ポンド・ドルは1.4121ドルまで下落後、1.4164ドルまで上昇。ドル・スイスフランは0.8952フランから0.8972フランでもみ合った。


[経済指標]
・米・4月JOLT求人件数:928.6万件(予想:820.0万件、3月:828.8万件←812.3万件)
・米・4月貿易収支:-689億ドル(予想:-687億ドル、3月:-744億ドル)
・カナダ・4月貿易収支:+5.9億加ドル(予想:-7.0億加ドル、3月:-13.5億加ドル←-11.4億加ドル)《KK》

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