MTGは下値切り上げ、21年9月期は上振れの可能性

2021年4月19日 08:45

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 MTG<7806>(東マ)は健康美容機器のファブレスメーカーで、ブランド開発カンパニーとして事業展開している。4月16日にはReFaブランド特許権侵害に係る訴訟で、同社の勝訴が確定したと発表している。21年9月期は増収・営業増益予想としている。第1四半期の利益は通期予想を超過達成しており、通期予想は上振れの可能性が高いだろう。収益拡大を期待したい。株価は戻り一服の形だが徐々に下値を切り上げている。調整一巡して出直りを期待したい。

■健康美容機器のファブレスメーカー

 健康美容機器のファブレスメーカーである。ブランド開発カンパニーとして事業展開し、美容ローラーのReFa、EMS(筋電気刺激)のSIXPADなどを主力としている。

■21年9月期2桁増収・営業増益予想、さらに上振れの可能性

 21年9月期の連結業績予想は、売上高が20年9月期比14.8%増の400億円、営業利益が14.8%増の14億円、経常利益が16.3%減の14億円、親会社株主帰属当期純利益が41.0%減の9億円としている。

 第1四半期は、売上高が前年同期比17.5%増の109億41百万円、営業利益が14億07百万円(前年同期は2億25百万円の赤字)、経常利益が14億32百万円(同44百万円の黒字)、四半期純利益が13億04百万円(同39百万円の赤字)だった。

 EC・通販が好調に推移して2桁増収だった。特にReFaブランドが59%増収と牽引した。美容ローラーが伸長し、新商品のシャワーおよびドライヤー・アイロンシリーズも寄与した。各利益は計画を大幅に上回る増益だった。利益率の高いEC・通販の伸長、棚卸評価基準の変更などで売上総利益率が8ポイント上昇し、固定費の抑制も寄与した。

 通期予想は据え置いた。市場環境が不透明であり、今後の受注状況や開発投資などの精査が必要としている。ただし第1四半期の売上高の進捗率は27.4%と順調であり、各利益は第1四半期時点で通期予想を超過達成している。通期予想は上振れの可能性が高いだろう。収益拡大を期待したい。

■株価は下値切り上げ

 株価は戻り一服の形だが徐々に下値を切り上げている。調整一巡して出直りを期待したい。4月16日の終値は1644円、時価総額は約653億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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