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ケイアイスター不動産グループが『脱炭素』に貢献、平屋注文住宅IKIの国産材利用を100%に
■「平屋」ライフスタイルや働き方の多様化を受け注目度増す
ケイアイスター不動産<3465>(東1)は4月8日、グループ会社Casa robotics(カーザロボティクス、群馬県高崎市)が展開する規格型平屋注文住宅IKI(粋:いきの意)において国産材の利用を推進し、2021年4月以降の契約分より使用する木材の100%を国産材へと仕様変更すると発表した。
■間取りブロックの配置換えのみで自在に間取り選択が可能
規格型平屋注文住宅IKIは2020年8月に販売を開始した。平屋住宅は一般に二階建てと比較すると坪単価が割高というイメージがあるが、「シンプル+スマート+効率的+低コスト」の創造力で無駄を省き、年間4000棟以上を手掛ける同社のスケールメリットを活かし、建物本体価格は、17坪(約57.9平方メートル)599万円(税込)から、月々の住宅ローン返済額は1万円台から、という価格水準を実現した。
あらゆる方位に適応する各方位の玄関ユニット(6帖)により、住宅の外枠を変えること無く、間取りブロックの配置換えのみで自在に間取りを変更できる。すべてのプランで16帖以上のゆとりあるリビングがあり、お子様の勉強やリモートワークにも役立つスタディーカウンターを標準設置した。ライフスタイルや家族構成の変化、働き方の多様化などを受け、この2月のデジタル反響数が前月の約2倍となるなど、注目度が増している。
■IKIの販売によって脱炭素への貢献とSDGsを推進
国産材の使用は、輸入材と比べ輸送による炭素の排出量が少なく、脱炭素化に有利。住宅の建築時において、木材は鉄やコンクリートなどに比べ、材料製造時の炭素放出量が少ない材料と言われている。住宅1戸当たりの建設時の工法別での二酸化炭素(CO2)排出量を比べたところ、RC造ではなく木造を選ぶことで、約29トンのCO2を削減することができる。これは、1世帯の約7年間のCO2排出量に相当する(森林・林業白書:平成24年度版)。
また、近年注目を集める、輸送にて発生するCO2発生量を比較するウッドマイレージの観点から見ると、全て欧州材を使用した時には国産材を使用した時に比べて約8.5倍の二酸化炭素が発生するという試算がある(一般社団法人ウッドマイルズフォーラム調べ「木材の輸送過程の二酸化炭素排出量」)。住宅建築においては脱炭素化の達成にむけて、国産材の積極的な利用が注目を集めている。
■購入しやすい価格のIKIで脱炭素住宅を目指す
IKIは、すでに2020年8月から、国産材の割合を増やしており、これまで梁材を除きすべて国産材を利用している。2021年4月の受注分から、強度ある集成材を利用することによって、梁の部分も国産材の利用を開始した。これにより、国産材使用の割合で100%を達成する。
環境への影響を配慮した商品は、価格が高くなりがちだが、税込599万円(17坪)からという価格に抑えたことにより、安心して購入することが可能となった。
さらに、IKIでは太陽光パネルを標準装備としている。これらの取組みによって、IKIは非常に購入しやすい価格ながら、脱炭素への取組みに参加できる商品となっている。カーザロボティクスでは、2023年3月末までに累積500棟の販売を目指しており、IKIの販売によって、脱炭素への貢献とSDGsを推進していく計画だ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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