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コインベース上場間近、ビットコイン証券化商品で資産効率高める【eワラントの新商品『ビットコインレバレッジトラッカー』】
*15:32JST コインベース上場間近、ビットコイン証券化商品で資産効率高める【eワラントの新商品『ビットコインレバレッジトラッカー』】
2月15日よりeワラントの新商品『ビットコインレバレッジトラッカー』の取り扱いが開始されました。暗号資産(仮想通貨)相場を対象とする日本初の証券化商品で、分離課税および損益通算が可能な点、レバレッジが可能な点、最大損失は投資元本に限られる点、少額投資が可能な点などに特徴があります。
今回は暗号資産の相場環境とビットコインレバレッジトラッカーの有用性についてフィスコの馬渕磨理子と白幡玲美が対談しました。
■eワラントの新商品『ビットコインレバレッジトラッカー』とは
ビットコインレバレッジトラッカーは暗号資産(仮想通貨)相場を対象とする日本初の証券化商品で、1万円程度の少額からビットコイン相場に投資が可能です。対象原資産であるビットコイン先物リンク債のプラス5倍の値動きをする「プラス5倍トラッカー型」とビットコイン先物リンク債のマイナス3倍の値動きをする「マイナス3倍トラッカー」の2種類があります。
白幡:
米暗号資産取引所大手コインベースは、2月25日、ナスダックへの直接上場に向けた資料を米証券取引委員会(SEC)に提出したとされていますが、コインベースの上場によって、暗号資産相場にどのような影響があるでしょうか。
馬渕:
暗号資産関連の企業の大型上場は初めてで、時価総額は10兆円規模になることが見込まれています。コインベースの純売上高は11億4,000万ドル(約1,210億円)と前年の4億8,300万ドル(約513億円)から倍以上に増加し、売上高純利益率は25%と業績も好調で、同社の上場にあたって暗号資産そのものの注目度が高まると見込まれます。コインベースも上場によって資金調達手段が増えるなど、業界全体への活発化へつながると期待されます。
白幡:
また、コロナ禍においてFRBは、1年にわたって急速にマネタリーベースを拡大させていますよね。有り余ったマネーが暗号資産に流れてきているようですが、こちらも現在のビットコイン価格に影響しているのでしょうか。
馬渕:
たしかに、過去を振り返ると、マネタリーベースが増加するにつれて、ビットコイン価格は上昇する傾向にありますね。テスラをはじめ機関投資家の参入が相次いたことや、インフレ懸念の高まりを受けて、ビットコインの価格は今年に入り最高値を更新しました。このような状況下で、暗号資産への資金流入が継続しています。ビットコインレバレッジトラッカーなら、ロスカットのリスクはあるとはいえ、プラス5倍・マイナス3倍までレバレッジをかけることが出来ます。銘柄や相場水準によっては暗号資産CFD以上の実効レバレッジを享受できる可能性があります。
白幡:
ビットコインの価格が一時450万円まで下落しましたが、このように下落局面を予想する場合、ビットコイン先物価格下落時に値上がりが見込める「マイナス3倍トラッカー型」を取引すればよいのですね。ビットコインの現物を保有しているのであれば、ビットコインレバレッジトラッカーを利用して効率よくヘッジすることもできますね。《RS》
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