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米国市場の流れを受けた金融株などバリューシフトが意識されやすい/東京株オープニングコメント
*08:18JST 米国市場の流れを受けた金融株などバリューシフトが意識されやすい
4日の日本株市場は利食い優勢のなかで底堅さを見極める相場展開になりそうだ。3日の米国市場はNYダウが36ドル高となる一方でナスダックは小幅に下落。利益確定する売りが優勢となったが、予想を上回ったADP雇用統計やISM非製造業景況指数のほか、追加経済対策の早期実現への根強い期待や新型コロナワクチンの普及加速を期待した押し目買いもみられている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比60円安の28580円。円相場は1ドル105円00銭辺りで推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形からやや利食い優勢の展開になりそうである。ただし、前日までの上昇で先週後半の下落分を埋めてきていることもあり、リバウンド一巡後の一服感はあるだろう。米国についても投機的な売買に伴う金融システム混乱からの戻りも一巡したとみられるため、想定内の動きといったところであろう。VIX指数は22.91まで低下してきており、足元でのボラティリティの高い上昇も落ち着きをみせている。
日経平均は28500円から29000円辺りのレンジに戻ってきたこともあり、ここからは28500円辺りでの底堅さを見極めたいところである。急ピッチのリバウンドによって戻り待ちの売り圧力が意識されやすいところではあるが、調整場面においては押し目狙いのスタンスといったところであろう。また、決算発表が本格化しているが、本日はソニー<6758>の決算評価に市場の関心が集まりやすいと考えられる。一方で、米国ではクオリティ株が冴えないほか、SOX指数が弱い動きもみせていることから、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>辺りは昨日同様、手掛けづらさが意識されやすいところである。
そのため、TOPIX型優位の展開が意識されやすく、原油先物相場の上昇を受けたエネルギー株のほか、米国市場の流れを受けた金融株などバリューシフトが意識されやすいとみられる。そのほか、マザーズなど中小型株については一部の銘柄に資金が集中しやすく、政策期待のあるテーマ株などの一角での短期的な値幅取り狙いになりそうだ。《AK》
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