インフォコムは21年3月期3Q累計大幅増収増益、通期業績予想据え置きだが配当予想を上方修正

2021年1月28日 08:45

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

(決算速報)  インフォコム<4348>(東1)は1月27日の取引時間中に21年3月期第3四半期累計連結業績を発表した。電子コミック配信サービスが牽引して大幅増収増益だった。通期業績予想を据え置いたが、配当予想を上方修正した。株価は決算発表を機に急落の形となったが、目先的な売り一巡して戻りを試す展開を期待したい。

■21年3月期3Q累計大幅増収増益、配当予想を上方修正

 21年3月期第3四半期累計連結業績は売上高が前年同期比18.7%増の489億14百万円、営業利益が22.0%増の71億10百万円、経常利益が23.5%増の72億13百万円、純利益が23.9%増の49億25百万円だった。電子コミック配信サービスが牽引して大幅増収増益だった。

 ネットビジネスは37.0%増収で47.9%増益だった。電子コミック配信サービスが38.1%増の330億円と大幅伸長し、第3四半期時点で21年3月期通期売上高326億円を上回った。データ分析をベースとした各種施策が奏功し、外出自粛による巣ごもり消費も追い風となっている。

 ITサービスは7.2%減収で31.8%減益だった。企業向けITサービスは計画水準だったが、ヘルスケア事業の病院向けが前年の改元・消費税増税に対応した特需の反動や新型コロナウイルスの影響で減少した。

 なお四半期別に見ると、第1四半期は売上高155億89百万円で営業利益20億91百万円、第2四半期は売上高176億24百万円で営業利益28億29百万円、第3四半期は売上高157億01百万円で営業利益21億90百万円だった。

 通期の連結業績予想(7月31日に上方修正、10月28日に2回目の上方修正)については据え置いた。売上高が20年3月期比20.8%増の705億円で、営業利益が27.9%増の105億円、経常利益が27.0%増の105億円、純利益が20.9%増の67億円としている。

 通期も電子コミック配信サービスが大幅伸長して牽引する見込みだ。第3四半期累計の進捗率は売上高69.4%、営業利益67.7%だが、ITサービスは年度末にあたる第4四半期の構成比が高い傾向がある。通期予想の達成は可能だろう。

 なお配当予想は期末6円上方修正して、20年3月期比6円増配の37円(第2四半期末10円、期末27円)とした。

■株価は目先的な売り一巡して戻り試す

 株価は決算発表を機に急落の形となった。第3四半期累計の進捗率が嫌気されたようだが、収益拡大基調に変化はなく、目先的な売り一巡して戻りを試す展開を期待したい。1月27日の終値は3250円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS122円37銭で算出)は約27倍、時価総額は約1872億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

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