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協立情報通信は新型コロナ影響で21年2月期3Q累計大幅減収減益、22年2月期回復期待
(決算速報) 協立情報通信<3670>(JQ)は1月13日の取引時間終了後に21年2月期第3四半期累計連結業績を発表した。新型コロナウイルス感染再拡大の影響で大幅減収減益だった。通期の大幅減収減益予想を据え置いた。DX関連や5G関連の本格化で22年2月期の収益回復を期待したい。株価は12月の安値圏から反発して戻り歩調だ。業績悪化を織り込み済みだろう。出直りを期待したい。
■21年2月期3Q累計は新型コロナ影響で大幅減収減益、通期予想据え置き
21年2月期第3四半期累計連結業績は、売上高が前年同期比25.7%減の32億61百万円、営業利益が46.3%減の1億15百万円、経常利益が36.8%減の1億39百万円、純利益が46.9%減の78百万円だった。
新型コロナウイルス感染再拡大の影響で需要回復が遅れている。ソリューション事業は20.9%減収だった。大型ソリューション案件の商談停滞・先送りが継続している。モバイル事業は28.9%減収だった。法人サービス事業が伸長したが、店舗事業において来店客数減少で携帯電話販売台数が減少した。
なお四半期別に見ると、第1四半期は売上高10億92百万円で営業利益56百万円、第2四半期は売上高10億33百万円で営業利益31百万円、第3四半期は売上高11億36百万円で営業利益28百万円だった。
通期の連結業績予想は据え置いて、売上高が20年2月期比15.8%減の47億円、営業利益が27.2%減の1億80百万円、経常利益が21.7%減の2億円、純利益が30.6%減の1億20百万円としている。
新型コロナウイルス感染再拡大の影響で通期も大幅減収減益予想としている。需要回復が遅れているため通期下振れに注意必要だが、DX関連や5G関連の本格化を背景に22年2月期の収益回復を期待したい。
■株価は業績悪化を織り込み済み
株価は12月の安値圏から反発して戻り歩調だ。目先的には第3四半期累計の大幅減収減益を嫌気する可能性もあるが、業績悪化を概ね織り込み済みだろう。出直りを期待したい。1月13日の終値は1800円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS102円70銭で算出)は約18倍、時価総額は約22億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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