リックソフトは底値圏、21年2月期増収増益予想

2020年12月21日 08:42

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

 リックソフト<4429>(東マ)はソフトウェア販売のツールソリューション事業を展開している。21年2月期増収増益予想である。第2四半期累計は大幅減益だったが、第3四半期にライセンスの大口案件を受注見込みとしている。通期ベースで収益拡大を期待したい。株価は通期下振れ懸念で軟調展開となり、上場来安値を更新した。ただし底値圏だろう。売り一巡して出直りを期待したい。

■ツールソリューション事業を展開

 調査・分析から設計・構築・稼働・運用に至る一連のサービスを提供するツールソリューション事業を展開している。ツールとはPC上で利用するソフトウェアのことで、Atlassian社製品を中心に30社を超えるツール(ソフトウェア)を販売している。サービス区分はライセンス&SIサービス、クラウドサービス、自社ソフト開発としている。

 20年2月にはSCSK<9719>とパートナーシップ契約を締結した。21年1月には「Atlassian Cloud」向けのサポートサービス「サポートプラス」を開始する。

■21年2月期増益予想

 21年2月期連結業績予想は、売上高が19年2月期比26.5%増の39億06百万円、営業利益が34.3%増の5億40百万円、経常利益が35.3%増の5億44百万円、純利益が31.0%増の3億78百万円としている。Atlassian社製品を中心とする売上拡大で大幅増収増益予想としている。

 第2四半期累計は、売上高が前年同期比9.1%増の16億79百万円、営業利益が44.3%減の1億30百万円、経常利益が43.8%減の1億28百万円、純利益が30.7%減の1億01百万円だった。売上面は、一部で新型コロナウイルスによる新規案件延期などの影響を受けたが、クラウドサービスの伸長も寄与して概ね順調だった。利益面は原価率の上昇や先行投資によるコスト増加で減益だった。

 第2四半期累計が大幅減益となり、通期予想に対する進捗率も低水準のため通期下振れが意識されるが、第3四半期にライセンスの大口案件を受注見込みのため、通期予想を据え置いたとしている。通期ベースで収益拡大を期待したい。

■株価は底値圏

 株価は通期下振れ懸念で軟調展開となり、上場来安値を更新した。ただし底値圏だろう。売り一巡して出直りを期待したい。12月18日の終値は3565円、時価総額は約153億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【特集】第2、第3のテレワーク関連株に注目、仮想デスクトップ・テレビ会議関連など(2020/02/03)
【株式評論家の視点】昭栄薬品はオレオケミカルの専門商社、自社株買い実施に光通信が保有(2020/01/09)
【株式評論家の視点】北の達人コーポは「刺す化粧品-ディープパッチシリーズ」が大ヒット、700円割れが下値として意識(2020/01/16)
【ブロックチェーン・STO関連銘柄特集】新たな金融サービスの広がりに期待(2019/12/11)
【株式評論家の視点】プレナスは通期業績予想を据え置き、配当利回り3%(2020/01/18)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事