世界ラリー選手権・最終戦でトヨタのオジエが優勝、ワールドチャンピオンを獲得

2020年12月13日 16:34

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記事提供元:エコノミックニュース

WRC最終戦「ラリー・モンツァ」優勝車、セバスチャン・オジエ、ジュリアン・イングラシア組のトヨタ・ヤリスWRC 17号車

WRC最終戦「ラリー・モンツァ」優勝車、セバスチャン・オジエ、ジュリアン・イングラシア組のトヨタ・ヤリスWRC 17号車[写真拡大]

 2020年12月6日、世界ラリー選手権「WRC 2020」の最終戦となる第7戦「ラリー・モンツァ」の最終4日目が、イタリアのミラノ近郊モンツァ・サーキットで行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのセバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア組(ヤリスWRカー 17号車)が優勝。今季2勝目を記録し、通算7度目となるワールドチャンピオンとなった。

 また、カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(69号車)は総合5位で、前日のリタイアを経て再出走したエルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(33号車)は総合29位で完走を果たした。

 なお、TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムにより、ヤリスWRカーで出場の勝田貴元は、ラリー最終日も好調を維持。SS14では4番手タイムを記録し、パワーステージのSS16ではWRC参戦後初のベストタイムを記録した。

 ラリー・モンツァの最終日は、モンツァ・サーキット内で3本のスペシャルステージが行なわれ、オープニングのSS14は全長10.31kmのステージ。デイ3終了時点で総合2位に17.8秒差を築いていた首位のオジエは、このSS14でベストタイムを記録。2位との差を25.5秒に拡げた。

 続くSS15と、その再走ステージでボーナスの選手権ポイントがかかる「パワーステージ」に指定されたSS16をミスなく走り切ったオジエは、最終的に2位のライバルに13.9秒差をつけて優勝した。今季2勝目を飾るとともに、2018年以来となる通算7回目のドライバーズタイトルを獲得。

 オジエは、トヨタのクルマでドライバーズタイトルを勝ち取った5人目の選手となり、ヤリスWRカーは、昨年のオィット・タナック、今年のオジエと、2年連続でチームトヨタのドライバーを世界王者に導いた。

 ラリー後の表彰式では、チーム監督のトミ・マキネンもポディウムに立ち、チーム代表として戦った最後のラリーでオジエ、イングラシアと喜びを分かち合った。マキネンは2021年シーズンより、トヨタのモータースポーツアドバイザーという立場で活動を支援することとなる。

 また、チームトヨタは今回オジエとロバンペラの活躍によりマニュファクチャラーズポイントを加算したが、首位のライバルを逆転するには至らず。5ポイント差のマニュファクチャラー選手権2位で2020年シーズンを終えた。(編集担当:吉田恒)

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