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記事提供元:フィスコ
*15:39JST 米国株見通し:売り継続か、回復シナリオ崩れ減速懸念も
(15時30分現在)
S&P500先物 3,564.38(+10.13)
ナスダック100先物 11,946.12(+40.37)
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は100ドル高。NY原油先物(WTI)はプラス圏を維持し、今晩の米株式市場は買い先行となりそうだ。
20日の取引で主要3指数は軟調。ダウは前日比219ドル安の29263ドルで取引を終えた。新型コロナウイルスの急拡大を受けカリフォルニア州などで制限措置が強化され、景気減速懸念から売りが強まった。また、トランプ政権は中小企業支援などについて12月末に打ち切る方向で、コロナ対応策をめぐり連邦準備理事会(FRB)との方針の違いが嫌気された。大統領選後のスムーズな政権移行にも不安が増幅し、買いを抑制する要因となっている。
本日は買いが先行するものの、売り圧力は継続しそうだ。ファイザーはドイツのビオンテックと共同で開発中のワクチン候補について緊急使用許可を食品医薬品局(FDA)に申請し、早期実用化への期待が高まっている。ただ、今晩発表のPMIは制限措置の強化を反映し、製造業が52.5(前回53.4)、サービス業は55.8(同56.9)といずれも前回から鈍化する見通し。来年以降の本格回復への思惑が後退し、マイナス成長への現実味が増し売り再開の可能性もあろう。《TY》
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