マーチャント・バンカーズは21年3月期2Q累計赤字、通期大幅増益予想は据え置き

2020年11月16日 08:27

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

(決算速報)  マーチャント・バンカーズ<3121>(東2)は11月13日の取引時間終了後に21年3月期第2四半期累計の連結業績を発表した。新型コロナウイルスの影響などで赤字だったが、第2四半期は小幅ながら営業黒字だった。下期は不動産販売売上やANGOO FinTech関連のステーブルコインの売上計上を見込み、通期大幅増益予想としている。収益拡大を期待したい。株価は上値を切り下げる形だ。目先的には赤字を嫌気する動きが優勢となる可能性もあるが、下値限定的だろう。

■21年3月期2Q累計は新型コロナ影響で赤字、通期大幅増益予想据え置き

 21年3月期第2四半期累計連結業績は、売上高が前年同期比25.7%減の6億66百万円、営業利益が35百万円の赤字(前年同期は35百万円の黒字)、経常利益が81百万円の赤字(同20百万円の赤字)、純利益が2億17百万円の赤字(同21百万円の黒字)だった。

 計画未達で大幅減収・赤字だった。ANGOO FinTech関連で審査・プロモーション手数料として受領したステーブルコインの大部分を売上計上せず、下期に売上計上する見込みとなった。またオペレーション事業のホテル・ボウリング場運営が新型コロナウイルスの影響を受けた。主力のマーチャント・バンキング事業は安定的な賃貸収入で増収増益と順調だった。なお赤字のホテル運営から撤退(20年11月末)するため特別損失を計上した。

 通期連結業績予想は据え置いて、売上高が20年3月期比2.1%増の25億円、営業利益が2.8倍の6億円、経常利益が4.6倍の5億円、純利益が3.6倍の3億円としている。

 四半期別の営業利益は第1四半期が39百万円の赤字、第2四半期が4百万円の黒字となり、第2四半期は小幅ながら営業黒字だった。そして下期は不動産販売売上やステーブルコインの売上計上を見込み、通期大幅増益予想としている。通期ベースで収益拡大を期待したい。

■株価は下値限定的

 株価は上値を切り下げる形だ。目先的には赤字を嫌気する動きが優勢となる可能性もあるが、下値限定的だろう。11月13日の終値は298円、時価総額は約83億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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