生化学工業は21年3月期2Q累計大幅営業・経常減益、後半回復期待

2020年11月12日 08:49

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

(決算速報)  生化学工業<4548>(東1)は11月11日の取引時間終了後に21年3月期第2四半期累計の連結業績を発表した。国内薬価引き下げ、新型コロナウイルスによる外来受診減少、研究開発費の増加で大幅営業・経常減益だった。通期も大幅営業・経常減益予想としている。後半の緩やかな回復を期待したい。株価は安値圏だ。業績悪化予想を織り込み済みと考えられる。目先的にはネガティブ反応となる可能性もあるが、下値限定的だろう。

■21年3月期2Q累計は大幅営業・経常減益、通期予想据え置き

 21年3月期第2四半期累計連結業績は、売上高が前年同期比13.0%減の135億33百万円、営業利益が66.6%減の7億18百万円、経常利益が55.6%減の10億98百万円、純利益は前期計上の固定資産減損損失が一巡して9億76百万円の黒字(前年同期は107億66百万円の赤字)だった。

 LAL事業は0.6%減収にとどまり比較的堅調だったが、国内医薬品の薬価引き下げ、新型コロナウイルスに伴う外来受診減少や医療措置延期などで、大幅減収(国内医薬品が13.5%減収、海外医薬品が32.3%減収)となり、コスト面で研究開発費の増加も影響して大幅営業・経常減益だった。

 通期の連結業績予想(期初時点では未定、9月24日公表)は据え置いて、売上高が20年3月期比7.0%減の266億50百万円、営業利益が71.9%減の5億50百万円、経常利益が64.8%減の14億円、純利益が11億50百万円の黒字(20年3月期は108億39百万円の赤字)としている。当面は新型コロナウイルスの影響が意識されるが、後半の緩やかな回復を期待したい。

■株価は下値限定的

 株価は上値を切り下げて安値圏だ。業績悪化予想を織り込み済みと考えられる。目先的にはネガティブ反応となる可能性もあるが、下値限定的だろう。11月11日の終値は1074円、時価総額は約610億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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