ランサーズは上値試す、21年3月期黒字化予想

2020年9月14日 08:24

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 ランサーズ<4484>(東マ)はフリーランス向けマッチングサービスを展開している。21年3月期は黒字化予想としている。テレワーク化やフリーランス化の流れも追い風として収益拡大を期待したい。株価は上場来高値から利益確定売りで一旦反落したが、自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。

■フリーランス向けマッチングサービス

 19年12月東証マザーズに新規上場した。日本最大級のクラウドソーシング仕事依頼サイト「Lancers」を運営し、フリーランス向けマッチングサービスを展開している。

 クラウドソーシング(CS)は不特定多数に仕事を募集し、オンラインスタッフィングプラットフォーム(OS)は特定のランサーに仕事を依頼する。案件内容や単価などが異なり、流通総額の約9割がOSである。また第4四半期の構成比が高い季節要因があるとしている。

 20年8月には、フリーランス特化型の賃貸向け与信サービスを提供するリースと資本業務提携した。

■21年3月期黒字化予想

 21年3月期の連結業績予想は、売上高が39億50百万円~43億円(20年3月期比13.7%増~23.8%増)、営業利益が10百万円~50百万円(20年3月期は3億07百万円の赤字)、経常利益が10百万円~50百万円(同3億28百万円の赤字)、純利益が0百万円~40百万円(同3億53百万円の赤字)としている。

 第1四半期は売上高が8億67百万円、営業利益が16百万円の赤字だった。流通総額が16.9%増と伸長し、計画を上回る増収増益だった。6月には単月ベースで営業黒字化した。

 新規登録ランサー数およびクライアント数が増加基調であり、通期ベースでは広告投資などを吸収して黒字化予想としている。流通総額は11.5%増~20.2%増の見込みとしている。テレワーク化やフリーランス化の流れも追い風として収益拡大を期待したい。

■株価は上値試す

 株価は急伸して上場来高値を更新した。その後は利益確定売りで反落したが、自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。9月11日の終値は1252円、時価総額は約194億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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