Mozilla、VPNサービスを6カ国で正式提供開始 Windows 10とAndroidに対応

2020年7月21日 19:06

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記事提供元:スラド

Mozillaは7月15日、これまでベータ版だったVPNサービス「Mozilla VPN」を正式にスタートさせた(プレスリリースCNETマイナビ)。

すでにWindows 10およびAndroid向けのサービスが開始されている。当面はアメリカ、イギリス、カナダ、ニュージーランド、シンガポール、マレーシアの6カ国で提供されるという。日本の提供時期は不明で、公式ブログによると上記以外の国では秋以降の提供になるようだ。Mozilla VPNは有料サービスとなっており、利用料金は月額4.99ドル(約530円)。

ユーザーのプライバシーを重視している点が特徴。Mozilla側はサービスを提供に必要な情報のみを保持し、ユーザーデータのログを含む不要な情報は一切保持しない。またサードパーティの分析プラットフォームと提携することもないとしている。

また通信プロトコルにオープンソースの「WireGuard」を採用していることから、コード行が平均的なVPNサービスプロバイダーよりも大幅に抑えられているそうだ。これにより高速な動作が期待できるという。

あるAnonymous Coward 曰く、 Mozilla、VPNサービスを正式提供--有料サービスで収益の確保を狙う
https://japan.cnet.com/article/35156866/

Mozilla VPN: Protect Your Entire Device
https://vpn.mozilla.org/

Mozilla VPN ヘルプ
https://support.mozilla.org/ja/products/firefox-private-network-vpn

Mozilla VPN はどの国で利用できますか?
https://support.mozilla.org/ja/kb/which-countries-mozilla-vpn-available

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