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【特集】温暖化防止のLNG(液化天然ガス)関連株、再生可能エエルギー関連株に注目
今週の特集では、候補株としてバフェット流に投資スタンスをもう少しロングに伸ばしながら、温暖化防止のLNG(液化天然ガス)関連株、再生可能エエルギー関連株に注目することとした。
■プラント株、産ガス株、周辺資機材株、造船株、海運大手など幅広く関連
LNG関連株では、まずウォーレン・バフェットのLNG事業買収に反応して動意付いたLNGプラント関連株で日揮ホールディングス<1963>(東1)、東洋エンジニアリング<6330>(東1)、千代田化工建設<6366>(東2)が浮上し、LNG工事で高実績の明星工業<1976>(東1)も関連する。次いで産ガス会社の国際石油開発帝石<1605>(東1)、石油資源開発<1662>(東1)、K&Oエナジーグループ<1663>(東1)が該当し、ブルネイLNGの三菱商事<8058>(東1)、サハリンLNGの三井物産<8031>(東1)も、往年の人気復活となるかトライしてみたい。
関連の周辺資機材株では、断熱材のニチアス<5393>(東1)、気化装置の住友精密工業<6355>(東1)、タンクのトーヨーカネツ<6369>(東1)、ポンプの日機装<6376>(東1)、圧縮機の加地テック<6391>(東2)、計測器の西川計測<7500>(JQS)なども、投資採算的に割安で小型の穴株妙味を示唆している。
このほか大型株ではLNG船建造の三菱重工業<7011>(東1)、川崎重工業<7012>(東1)、IHI<7013>(東1)、LNG船運航の日本郵船<9101>(東1)、商船三井<9104>(東1)の海運大手、東京ガス<9531>(東1)、大阪ガス<9532>(東1)、東邦ガス<9533>(東1)、西部ガス<9536>(東1)、北陸ガス<9537>(東1)、静岡ガス<9543>(東1)の都市ガス各社も関連人気の波及を期待したい。
■またも建設工法バトルの洋上風力発電関連では代表2銘柄にマーク余地
再生エネルギー関連株では、原発10基分の発電量を整備するとしてにわかに脚光を浴びている洋上風力発電は要注目だ。経済産業省、国土交通省は、今後10年間で全国30カ所への拡大を目指し、実際に事業化候補地で複数の実証プロジェクトが進み、事業化公募の手続きも開始される。この建設工法は、着床式か浮体式かで模索が続き、あの30年以上前の関西国際空港建設の際の建設工法を巡るバトルを思い出させる。関西国際空港の建設では、建設業界が埋立工法、造船業界が浮体工法を提案し結局、埋立工法に軍配が上がった。今回は、着床式で建設業界の大成建設<1801>(東1)、浮体式では造船業界の日立造船<7004>(東1)がそれぞれ代表となっているとされており、まずこの2社からマークしたい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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