レクサス・LC500がマイナーチェンジ 新たにコンバーチブルモデルも登場

2020年6月19日 16:14

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レクサス・LC500コンバーチブルの特別仕様車“Structural Blue”(画像: トヨタ自動車の発表資料より)

レクサス・LC500コンバーチブルの特別仕様車“Structural Blue”(画像: トヨタ自動車の発表資料より)[写真拡大]

  • LC500コンバーチブル
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 レクサスは18日、人気スポーツカー「LC500」のマイナーチェンジを行い、発売した。合わせて、コンバーチブルモデル「LC500 Convertible」を新たに公開、こちらは7月15日の発売予定としている。レクサスとしては貴重なオープンモデルで、高級ブランドらしいゴージャスなビジュアルと、パワフルでスピード感にあふれる走りの両立が期待できる。

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 レクサス・LC500は、2017年3月の発売以来、先代のRC Fから引き継ぐ形でレクサスのスポーツ部門を支えてきた。ニューモデルとして市場に出た当初からガソリンとハイブリッドの2モデルを展開し、現代ならではのスポーツカーの多面性を発揮している。レクサスらしい高級感あふれるビジュアルやインテリアなどにも注目で、オトナのスポーツカーとして人気だ。

 今回のクーペモデルのマイナーチェンジにあたり、レクサスはLC500により一体感のある走りを求めたという。アルミ製のフロントサスペンションロアアームを採用し、柔軟なサスペンションワークを実現。乗り心地のレベルアップを望めるだろう。ハイブリッドモデルではバッテリーの使用領域を広め、モーターからのトルクアシストを強化。マイナーチェンジ前よりも駆動力を向上させている。

 コンバーチブルモデルでは、ソフトトップルーフにより重量を節約。ルーフは約15秒で開閉するだけでなく、書の三折法から連想したという自然な3段階のアクションが目を引きそうだ。収納スペースもコンパクトで、ソツなくまとまったスタイルに貢献している。

 クーペモデル同様の高いボディ剛性にも注目したい。5.0L V8エンジンと10速ATのダイレクトシフト型トランスミッションは、攻撃的ながらも優雅な走りをドライブで楽しめる。

 コンバーチブルモデルには特別仕様車「Structural Blue(ストラクチュラル・ブルー)」も設定。60台限定ながら40台はすでにオーナー向けの先行商談を行っている。20台は一般への抽選発売として、6月18日からインターネット上で公募開始。希望小売価格はクーペモデルが1,350万円~1,450万円、コンバーチブルモデルが1,500万円~1,650万円。

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