【銘柄フラッシュ】アテクトなど急伸し太洋物産は日米貿易協議が注目されストップ高

2019年8月26日 17:10

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

 8月26日は、enish<3667>(東1)が13.7%高となり、中国で事前登録者数350万人を突破と発表済みの未来型アクションRPG「VGAME」や、欅坂46日向坂46公式ゲームアプリ「欅のキセキ」復刻イベントなどが材料視されて6月末から動意を強め、直近は6日続伸となって年初来の高値を連日更新。週足ではまだ「初期微動」だと強気の見方も。

 ザッパラス<3770>(東1)は10.9%高となり、バーチャルタレントによる新コンテンツなどに注目とされて7月10日以来の350円台に復帰。

 インソース<6200>(東1)は5.7%高となり、第3四半期決算の2ケタ増収増益や通期見通しの増額修正への評価が再燃とされて大きく出直り、7月につけた株式分割など調整後の上場来高値3275円に向けて出直り拡大。

 天昇電気工業<6776>(東2)は10時頃にストップ高の80円高(16.9%高の553円)となり、前日比変わらずを一日加えると9日続伸。引き続き、タキロンシーアイ株式会社に向けて自己株式の処分による資金調達を行うことなどが材料視された。タキロンシーアイは天昇電気の2.45%を保有し8位株主に。ハウスコム<3275>(東2)は8.1%高となり、8月30日の売買から東証1部に移籍することなどで急伸。

 アンジェス<4563>(東マ)は7.5%高となり、国内初の遺伝子治療薬やエボラ出血熱抗血清製剤への取り組みなど材料豊富とされて続伸。マーケットエンタープライズ<3135>(東マ)は6.2%高となり、6月決算の大幅増益と今期も連続大幅増の高業績に加え、中古スマートフォン事業では9月から中古スマホのSIMロック解除に関する規制が緩和されることなどが言われて2日ぶりに株式分割など調整後の上場来の高値。

 アテクト<4241>(JQS)はストップ高の300円高(21.5%高の1697円)となり、引き続き「自動車用VGターボ」に関する21日の発表が材料視されて7日続伸となり直近は2日連続ストップ高。太洋物産<9941>(JQS)もストップ高の100円高(16.2%高の718円)。牛肉輸入のパイオニアで、現在は中国・タイ・ブラジル・アメリカからの鶏肉輸入でも大手。日米貿易協議などが材料視された様子だった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
ヒーハイスト精工は調整一巡して反発期待、19年3月期2Q累計減益だが進捗率順調(2018/11/15)
プロレド・パートナーズは、18年10月期大幅増益で成長続く、7000円割れを下値に上値試す(2018/11/01)
ラ・アトレは出直り期待、18年12月期利益・配当予想を上方修正(2018/11/15)
リーガル不動産は総合不動産開発企業として業容拡大、下値に買い入る(2018/10/31)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事