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トヨタとスバル、EV開発で協業 専用プラットフォームやSUVを開発
共同開発するEV専用プラットフォームのイメージ。(画像:トヨタ自動車発表資料より)[写真拡大]
トヨタ自動車とSUBARU(スバル)は6日、中・大型乗用車向けEV専用プラットフォームと、CセグメントクラスのSUVモデルのEVを共同開発することで合意したことを発表した。共同開発の車両は、両社がそれぞれのブランドで販売する予定だ。
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トヨタとスバル(当時は富士重工業)が提携関係を結んだのは2005年のことである。この年、2000年にGMが日産から購入した株式が業績悪化のために放出され、8.7%を購入したトヨタは富士重工業の筆頭株主となった。
この提携はスバルに大きな恩恵をもたらし、両社の蜜月関係はこんにちに至るまで続いている(現在もトヨタはスバルの筆頭株主で、株式保有比率は16.82%)。
2012年には共同開発したFRスポーツカーである「TOYOTA 86/SUBARU BRZ」を販売、2018年にはトヨタのハイブリッド技術を吸収したSUBARUから、SUBARUオリジナルのプラグイン・ハイブリッド車である「クロストレック・ハイブリッド」が米国で発売されている。
自動車業界は「100年に1度」の変革期を迎えているといわれる。特に対応が急がれるのは、電動化という問題である。EVの開発にあたっては、旧来とは「異次元」の電池供給量を持つ大容量電池の開発・搭載が必要であり、また航続距離やインフラ整備などの問題から、販売手法においてもこれまでとは異なるアプローチが求められる。
それらのニーズにスピード感のある対応をする必然性から、今回トヨタとスバルは協業に踏み切ったという形である。
スバルではこれまでEVを独自開発中心に進めてきたが、今後はトヨタとの共同開発へとシフトさせていき、より魅力あるEVの実現を目指すという。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る)
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