【銘柄フラッシュ】廣済堂が急伸しCKサンエツはこの3月期末から優待を開始し注目再燃

2019年3月22日 16:59

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 3月22日は、廣済堂<7868>(東1)が16.6%高となり、旧・村上ファンド系と気脈を通ずるとされる不動産会社から「対抗公開買付け」の書状を受け取ったとの発表が材料視されて急伸。後場中盤から一段高となり、東証1部の値上がり率トップ。

 ツガミ<6101>(東1)は9.7%高となり、業界団体による2月の工作機械受注額(20日発表、確報値)はいぜん大幅減少だったものの、一部には想定内とみる姿勢があるようでアク抜け感から見直す様子。

 CKサンエツ<5757>(東1)は8.9%高となり、この3月期末から株主優待を開始することなどが言われて出直り継続。

 ウェルス・マネジメント<3772>(東2)は9時半頃からストップ高の400円高(21.3%高、2277円)で売買され、3月末に増配の期待がある様子で、さらに1株につき2株に分割することを発表済みのため権利確保の買いとの見方。サイバーステップ<3810>(東2)は15.4%高となり、フジテレビの番組「ビジネスStyle」で3月24日(日)14:55~15:00に紹介されると開示しており期待が高揚との見方。

 トランザス<6696>(東マ)は後場一段高となって25.9%高。メイン事業のビジネスモデル転換による組織変更の発表などが注目されて年初来の高値を更新。シリコンスタジオ<3907>(東マ)は2日連続ストップ高の400円高(22.8%高、2151円)となり、米Googleの次世代ゲームプラットフォーム「Stadia」発表が材料視されて連日活況。

 ベクター<2656>(JQS)もストップ高の80円高(24.0%高、413円)となり、売上高の6割を占める「オンラインゲーム事業」の譲渡発表により赤字改善の期待とされて戻り高値。Mipox<5381>(JQS)は16.6%高となり、3月期末配当の利回りが2.6%前後となるため注目再燃とされて後場一段ジリ高となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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