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宇宙飛行士 金井さんが帰国会見「意外と宇宙に行くのって普通だった」
2018年6月に約半年間の宇宙での生活を終えて、帰国した宇宙飛行士 金井宣茂宇さんの記者会見が行われた。記者会見で宇宙空間での生活の様子などを記者から聞かれると、金井さんは「意外と宇宙に行くのって普通でした」とコメント。
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また、自身のTwitterで「約半年の宇宙滞在でしたが、起きて、食べて、仕事をして、寝て…という日常は、驚くほど普通です。人間の活動領域として、ますます宇宙は身近になり、もっと多くの人たちが、宇宙を舞台に、さまざまな活躍をするようになっていくでしょう。さあ次は、あなたの番です。SPACE is waiting for YOU!!」と書き記していた。
金井さんは、自身のブログでもその生活を事細かにまとめており、宇宙での生活を満喫している様子が伺えた。
●金井さんが宇宙飛行士になるまでの道のり
金井さんが、宇宙飛行士として活躍するまでの道のりは、簡単なものではなかった。東京都出身で育ちは千葉県の金井さんだったが、幼い頃から大の冒険好きだったという。
2002年に防衛大学校卒業後、同年に海上自衛隊に入隊。2009年に宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙飛行士選抜試験に参加し、補欠でありながらギリギリで合格している。その当時の試験官によると、とても協調性があり優しい性格だったと言われている。
宇宙飛行士になるには、高い技能レベルと身体能力が必要とされているが、それらを有していても誰でもなれるわけではない、狭き門だということが改めて感じられる。
●日本人が気軽に宇宙へ行ける未来
世界の国々では、民間も含めて宇宙開発の競争は激化していると言えるだろう。日本では、ホリエモンこと堀江貴文氏が北海道大樹町で民間企業による宇宙ロケットの打ち上げ計画を何回か行っているが、成功したことは一度もなく、まだまだ宇宙への道のりは遠いようだ。
しかし、そういった彼らの挑戦が、一般市民が憧れる宇宙旅行への夢の実現のカギを握っている。
我々日本人が気軽に宇宙旅行に行ける日は、まだ先のようにも捉えられるが、その技術は日に日に進歩しており、着々とその日は近づいていると言っても過言ではない。
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