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投資用不動産、「買い時」「間もなく買い時が来る」が約6割
野村不動産アーバンネットは、「不動産投資に関する意識調査」を実施した。このアンケートは、不動産投資サイト「ノムコム・プロ」の会員を対象に、毎年投資用不動産の買い時感をはじめとする市況の見方や投資についての考え方を調査しているものだ。[写真拡大]
野村不動産アーバンネットは、「不動産投資に関する意識調査」を実施した。このアンケートは、不動産投資サイト「ノムコム・プロ」の会員を対象に、毎年投資用不動産の買い時感をはじめとする市況の見方や投資についての考え方を調査しているものだ。
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まず投資用不動産は「買い時だと思う」「間もなく買い時が来ると思う」を合わせて、58.8%の人が「買い時」と回答している。その理由としては「オリンピックの効果」「融資が厳しく不動産価格が下がると予想」のコメントが多くあがった。1 年後の不動産価格の予測については「下がる」の回答が昨年の調査に蔵バテ大幅に上昇している。「下がる」と回答した理由の中で、「銀行の融資が厳しい」のコメントが最多であった。
投資用不動産保有者の 85.7%が「不動産投資を行って良かったと思っている」と回答しており、不動産投資を行っていることについて「良くなかったと後悔している」との回答は わずかに1.1%のみであった。過去 3 年以内に売却をしたと回答した投資用不動産保有者は、32.6%。売却時期は 2017 年 5 月以降が 44.7%と直近 1 年間の取引が最も多く、売却理由は「不動産価格が上昇したから(高く売れるから)」が最も高い 57.9%であった。
不動産保有者の 50.6%が「投資用不動産の買い増しを検討」と回答している。今後購入を検討したい投資用物件は「東京(都心 5 区以外の 23 区内)」、重視するポイントは「エリア・立地」、物件種別は「一棟アパート」が最多だ。金融機関の融資状況について 52.8%が「変化を感じる」と回答し、その内 87.7%が「審査が厳しくなった」と回答。厳しいと感じる理由は「求められる自己資金の割合が上がった」の回答が最多の 51.3%だった。東京オリンピックまで間もなく2年を切る。確かに買い時は今、もしくは間もなくと考えても良いのかもしれない。(編集担当:久保田雄城)
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