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百貨店の屋上を映画館に、そごう・西武が8日から「シネマデパート」
シネマデパートのポスター(そごう・西武発表資料より)[写真拡大]
そごう・西武は8日から6月4日の間、東京都豊島区の西武池袋本店など全国の系列店で短編映画の上映会など「シネマデパート」と題した映画と親しめるイベントを開催する。短編映画の祭典「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア」とコラボレーションし、選りすぐりの作品を公開する。
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短編映画が上映されるのは、西武池袋本店のほか、滋賀県大津市の西武大津店、愛知県岡崎市の西武岡崎店、横浜市西区のそごう横浜店、埼玉県川口市のそごう川口店、徳島県徳島市のそごう徳島店の合計6店舗。鑑賞は無料で、19日からの上映会に先立ち、特設サイトが8日から公開される。
このうち、屋上で上映するのは、西武池袋本店とそごう横浜店。上映日は西武池袋本店が5月19、20、26、27、6月2、3日の6日間で、午後1時、3時、5時の3回、屋上にある食と緑の空中庭園が会場になる。そごう横浜店は5月26、27の両日、海の見える屋上ビアガーデンで午後1時、5時、7時の3回開催する。
このほか、西武大津店は5月19日、西武岡崎店は5月26、27の両日、そごう川口店は5月19、20、26、27の4日間、そごう徳島店は5月26、27の両日、それぞれ特設会場などで上映がある。各店舗とも上映時間は1回20~40分の予定。
上映作品は家族で楽しめる「リッパー」、「5メートル80センチ」、女性が楽しめる「ツーリスト」、「マリーナの海」、カップルで楽しめる「大人たち」、「『ヒップ』なブランチ」など。1本当たり短いもので1分、長くても25分程度だが、米国アカデミー賞が公認するアジア最大級の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア」イチ押し作品ばかりが並ぶ。
そごう・西武は来店客に気軽に映画鑑賞してもらい、映画の魅力を再発見してもらうとともに、これまで百貨店を訪れることが少なかった新しい顧客を獲得するきっかけにしようと、シネマデパートを企画した。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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