ゴジラが日比谷に現れるイベント開催 映画「シン・ゴジラ」を再現

2018年3月28日 23:31

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(c) TOHO CO., LTD.

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 日本マイクロソフトと東宝は27日、日比谷シャンテにて5月下旬の1週間、ゴジラを現実で体験できるイベントを開催すると発表。「Microsoft Azure」のAIサービスとMRデバイス「Microsoft HoloLens」を活用することで、目の前に本物のゴジラがいるかのような臨場感を味わえる。

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 Microsoft HoloLensはWindows 10搭載のヘッドマウントディスプレイだ。携帯電話やパソコンなどの外部機器との接続は不要で、ワイヤレス使用が可能な自己完結型ホログラフィックコンピューターである。

 Microsoft HoloLensを使用すれば、眼前の現実世界の中にホログラムを配置し、物理的な現実世界とデジタル世界が融合した世界をつくり出せる。MR(複合現実)を実現するデバイスである。

 今回のイベント「Godzilla Nights」は日本で初めてこのMicrosoft HoloLensを用いた屋外アトラクションイベントとなる。118.5mという圧倒的な存在感を放つゴジラを間近で体験できる、エキサイティングな試みだ。

 映画さながらに巨大不明生物特設災害対策本部が日比谷防衛作戦を立案し、ミサイルを使う様相も体感できる。ミサイルの発射を制御する音声認識と防衛戦確認時の自然言語処理などにおいてはMicrosoft AzureのAIサービスも活用される。

 また同じく5月下旬の日比谷シャンテには、近未来的な消費体験の場が設けられる。地下2階の休憩スペースにデジタルサイネージを設置し、来店客の年齢や性別、表情をAIが分析。その場の来店客に合った映画の予告編ムービーを自動編成して放映する。

 さらに全ての店舗にセンサーを設置して、リアルタイムで空席を管理。館内に設けたデジタルサイネージに各店の混雑状況を表示する。特定の企業の提供アプリと組み合わせ、一部の店舗では注文や支払いの待ち時間がないスムーズな飲食体験も提供する。(記事:小椋恒示・記事一覧を見る

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