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【業績でみる株価】夢真ホールディングスは17年9月期1Q大幅増収増益、通期予想に上振れ余地
夢真ホールディングス<2362>(JQ)は建築技術者派遣事業を主力として、エンジニア派遣事業なども展開している。17年9月期第1四半期は大幅増収増益だった。需要が高水準であり、通期予想に上振れ余地がありそうだ。株価は地合い悪化で上場来高値圏から急反落したが、リスクオフの売り一巡して上値を試す展開が期待される。
■建築技術者派遣事業およびエンジニア派遣事業を展開
建築技術者派遣事業を主力として、エンジニア派遣事業、その他事業も展開している。17年12月にはグループの稼働技術者数が6000人を突破した。中期目標として20年度を目途に、建築技術者と製造・IT業界向けエンジニアの合計でグループ稼働人数1万人を目指している。
また17年12月には、子会社の夢真テクノロジーが、エンジニア派遣事業のクルンテープを子会社化した。
■18年9月期1Q大幅増収増益で通期予想に上振れ余地
18年9月期第1四半期の連結業績は、売上高が前年同期比34.5%増の94億11百万円、営業利益が90.8%増の12億32百万円、経常利益が66.3%増の12億04百万円、純利益が2.2倍の9億57百万円だった。
主力の建築事業派遣事業は売上高が33.0%増の70億17百万円で営業利益が74.0%増の11億76百万円、そしてエンジニア派遣事業は売上高が37.5%増の22億81百万円で営業利益が48.1%増の1億82百万円だった。いずれも需要が高水準に推移し、稼働人数の増加、稼働率の上昇、派遣単価の上昇などで大幅増収増益だった。期末の技術者数は建築事業派遣事業が29.4%増の4629人、エンジニア派遣事業が47.4%増の1761人だった。
18年9月期の連結業績予想は、売上高が17年9月期比27.8%増の390億円、営業利益が90.5%増の45億円、経常利益が85.7%増の45億円、純利益が2.0倍の29億円としている。
通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高24.1%、営業利益27.4%、経常利益26.8%、純利益33.0%と順調である。需要が高水準であり、通期予想に上振れ余地がありそうだ。
■株価は地合い悪化で反落したが、リスクオフの売り一巡して上値試す
株価は2月2日に上場来高値1347円まで上伸した。その後は地合い悪化の影響で急反落したが、2月6日の直近安値1050円から切り返して売り一巡感を強めている。2月9日の終値は1183円、今期予想連結PERは約30倍、時価総額は約882億円である。
週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインだ。リスクオフの売り一巡して上値を試す展開が期待される。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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