ホストクラブもインバウンド狙う時代へ、訪日中国人向け「IKEMEN JAPAN」登場

2018年2月8日 17:17

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 外国人観光客の増加が止まらない。昨年訪日客は2869万人、特に中国からの訪日客は735万人を超え、ますます訪日客向けのサービス需要が高まっている。そこで歌舞伎町に22店舗、大阪に1店舗、横浜に1店舗のホストクラブを展開する冬月グループホールディングスは、富裕層の訪日中国人向けに「ホストクラブ」という日本ならではのナイトエンターテインメントを楽しんでもらうためのサービス「IKEMEN JAPAN」の提供を2月2日から開始している。

 昨年から冬月グループでは訪日中国人向けに「ホストクラブ」という日本ならではのナイトエンターテインメントを楽しんでもらうため、様々なテスト運営を行っていたが、その試行錯誤を経て、今回の「IKEMEN JAPAN」へとつながった。

 「IKEMEN JAPAN」の具体的な内容だが、訪日客向けの料金体系の統一、並びに通訳によるアテンドとなる。冬月グループのグローバルサイトから予約した訪日中国人にはアテンド通訳の派遣と、統一した料金体系にてサービスの提供を行う。全6コースを用意。通常コースは5万円からとなり、10万、15万、20万、50万、最上級のSコースは100万円となる。金額によって飲み物のサービスが異なる。時間はSコースが90分で、その他は60分となる。

 また、冬月グループでは、日本のホストクラブでは初となる中国の最大級の口コミサイト「大衆点評」での体験クーポンを販売するという。(記事:久保圭大郎・記事一覧を見る

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