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【株式評論家の視点】スペースシャワーネットワークは第3四半期業績が年計画を上回り好調、下値圏に届き下げ渋る
スペースシャワーネットワーク<4838>(JQS)は、スペースシャワーネットワークグループは、1989年(平成元年)に音楽専門チャンネル「スペースシャワーTV 」をスタートさせて以来、28年間にわたって、音楽と映像を事業の中心に据え、営業領域を拡大している。
同社は、アーティストやクリエイターの才能・魅力を活かして付加価値をあらゆる場・形で最大化することを重点戦略とし、2014年4月に音楽ソフト事業を集約しスタートさせたSPACE SHOWER MUSIC事業に続き、15年4月に同社のメディア・コンテンツセグメントにおけるビジネスユニットを三つに再編し、新たなビジネスユニットとして、アニメ、アイドル等の新規事業領域の拡大を推進するSPACE SHOWER ENTERTAINMENT事業をスタートさせている。
1月26日大引け後に発表済みの今2018年3月期第3四半期業績実績は、売上高114億7200万円(前年同期比4.4%増)、営業利益6億0700万円(同56.8%増)、経常利益6億2400万円(同52.2%増)、純利益3億9600万円(同55.8%増)に着地。2017年1月25日発売の同社所属アーティスト「Suchmos(サチモス)」のアルバム「THE KIDS」が、「第59回 輝く!日本レコード大賞」の最優秀アルバム賞を受賞するなど、アーティストマネジメント関連の成果拡大したほか、11月11日~12日、同社の新プロジェクト「音楽好きから始めるフード&カルチャーイベント「GOOD VIBES NEIGHBORS」」を下北沢ケージにて開催、家族連れや外国人をはじめ、2日間で延べ1,000人が来場したこと等が寄与した。
今18年3月期業績予想は、売上高148億8700万円(前期比0.6%増)、営業利益5億3500万円(同9.1%減)、経常利益5億5000万円(同12.2%減)、純利益3億5000万円(同0.1%増)を見込む。年間配当予想は、期末一括10円継続を予定としている。
株価は、昨年4月13日の昨年来安値578円から本年1月22日に昨年来高値997円と上昇した後、13週移動平均線を割り込み調整含みの展開となっているが、目先700円どころの下値圏に届き下げ渋った感はある。今3月期第3四半期業績は年計画を上回り好調に推移しており、通期業績予想の上振れ一転増益も視野に入ることから、ここからの押し目はリバウンド狙いで買い妙味が膨らみそうだ。(株式評論家・信濃川)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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