【注目銘柄】システナは高値圏モミ合いのあと上放れ、18年3月期3Q累計大幅増益で通期予想は増額の可能性

2018年2月4日 09:34

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 システナ<2317>(東1)に注目したい。ソフト開発支援のソリューションデザイン事業などを展開している。18年3月期第3四半期累計は大幅増益だった。通期予想は増額の可能性が高いだろう。株価は上場来高値圏でモミ合う形から、好業績を評価して上放れの展開となっている。

■18年3月期3Q累計大幅増益で通期予想は増額の可能性

 18年3月期連結業績予想は売上高が17年3月期比6.5%増の492億53百万円、営業利益が19.3%増の44億04百万円、経常利益が29.6%増の44億16百万円、純利益が37.1%増の30億11百万円としている。

 2月1日発表した第3四半期累計の連結業績は、売上高が前年同期比16.8%増の389億06百万円で、営業利益が41.0%増の37億15百万円、経常利益が47.6%増の37億06百万円、そして純利益が60.8%増の25億85百万円だった。

 各事業が好調に推移した。ソリューションデザイン(車載、社会インフラ、ネットビジネス、スマートデバイス/ロボット/AI、業務システム)は10.2%増収で30.8%増益、フレームワークデザインは8.6%増収で9.4%増益、ITサービスは10・7%増収で29.8%増益、そしてソリューション営業は28.8%増収で58.1%増益だった。

 通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が79.0%、営業利益が84.4%、経常利益が83.9%、純利益が85.9%と高水準である。車載関連の需要が高水準であり、通期予想は増額の可能性が高いだろう。

■株価は高値圏モミ合い上放れ

 株価は2月2日に4570円まで上げてストップ高した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインだ。好業績を評価してモミ合い上放れの展開が期待される。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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