手掛かり材料少なく、ドル・円などの主要通貨の取引は閑散か

2017年12月27日 14:23

印刷

記事提供元:フィスコ


*14:23JST 手掛かり材料少なく、ドル・円などの主要通貨の取引は閑散か
 全体的に動意薄の中、米長期金利の小幅な低下を眺めドル・円は弱含みで推移している。米財務省は26日、北朝鮮の弾道ミサイル開発を主導した北朝鮮高官を制裁対象に指定。北朝鮮は、22日に採決された国連安全保障理事会による北朝鮮への追加制裁決議に対して反発していることから、市場では地政学的リスクが意識され、リスク回避目的の円を物色する動きもみられる。

 ロンドン市場がボクシングデーの祝日により休場だったほか、米国市場も年末にかけて長期休暇中の市場関係者も多いことから、本日は積極的なポジションを取る動きは限定的となりそうだ。日経平均株価の動向が手掛かり材料になるが、大きな動きがなければ、ドル・円は113円台前半で下げ渋る展開が予想される。《MK》

関連記事