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【注目銘柄】バイテックホールディングスは調整一巡して上値試す、18年3月期予想は再増額の可能性
バイテックホールディングス<9957>(東1)に注目したい。デバイス事業、環境エネルギー事業、調達事業を展開するエレクトロニクス商社である。18年3月期は増額して大幅増収増益予想である。さらに再増額の可能性が高いだろう。株価は上場来高値圏から一旦反落したが、調整一巡して上値を試す展開が期待される。
■18年3月期大幅増収増益予想、さらに再増額の可能性
18年3月期連結業績予想(11月7日に増額修正)は、売上高が17年3月期比35.4%増の1880億円、営業利益が16.9%増の32億50百万円、経常利益が20.9%増の25億円、純利益が19.0%増の18億円としている。デバイス事業のイメージセンサーがスマホ、デジタルカメラ、車載カメラモジュール向け、メモリ製品が液晶テレビ向けに伸長する。また環境エネルギー事業の電力小売も大幅伸長する見込みだ。
第2四半期累計は、売上高が前年同期比40.9%増収、営業利益が54.0%増益、経常利益が70.1%増益、純利益が2.0倍増益だった。8月の増額修正値を上回る大幅増収増益だった。そして通期予想に対する進捗率は売上高が47.5%、営業利益が60.0%、経常利益が68.5%、純利益が67.3%だった。需要が好調であり、通期予想は再増額の可能性が高いだろう。
■株価は調整一巡して上値試す
株価は11月6日の上場来高値1996円から反落した。18年3月期予想の増額が小幅だったことも影響し、材料出尽くしや失望売りにつながった形だ。ただし週足チャートで見るとサポートラインの26週移動平均線が接近している。調整一巡して上値を試す展開が期待される。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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