日経平均は下げ幅を縮めてのスタート、こう着感の強い相場展開

2017年12月4日 12:52

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;22790.63;-28.40TOPIX;1796.10;-0.43

[後場寄り付き概況]

 日経平均は前引け値から下げ幅を縮めて始まっている。ランチタイムの225先物は22770-22800円辺りでの狭いレンジ取引が継続。円相場は1ドル112円70銭台での横ばい推移が続いている。昼のバスケットは売り越しとの観測。前引けでTOPIXが下げに転じていたこともあり、日銀のETF買い入れへの思惑が高まりやすいところ。日経平均の5日線を支持線とした底堅さも売り込みづらくさせている。ただし、メジャーSQを控え、先物市場では仕掛け的な動きは出難く、こう着感の強い相場展開が続きそうである。

 指数インパクトの大きいところでは、ファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>が重しとなる半面、ファーストリテ<9983>、ユニファミマ<8028>が下支え。売買代金上位では、任天堂<7974>、ソフトバンクG<9984>、キーエンス<6861>、三井住友<8316>、東エレク<8035>、トヨタ自<7203>、ファナック<6954>、安川電<6506>が下落。一方で、三菱UFJ<8306>、ソニー<6758>、SUMCO<3436>、ファーストリテ<9983>、みずほ<8411>、東京海上<8766>、ホンダ<7267>は上昇。《DM》

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