【注目銘柄】スズデンは上場来高値圏、18年3月期2Q累計が計画超で通期も増額の可能性

2017年12月3日 17:18

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 スズデン<7480>(東1)に注目したい。FA用制御機器や電設資材などを主力とする技術商社である。需要が高水準で18年3月期2桁増益予想である。第2四半期累計が計画超の大幅増収増益となり、通期予想も増額の可能性が高いだろう。株価は上場来高値圏だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年3月期2Q累計が計画超で通期も増額の可能性

 18年3月期の連結業績予想は売上高が17年3月期比4.6%増の438億円、営業利益が17.4%増の11億90百万円、経常利益が17.4%増の14億80百万円、純利益が17.3%増の9億40百万円としている。

 第2四半期累計は売上高が前年同期比24.6%増の236億61百万円、営業利益が2.1倍の7億79百万円、経常利益が91.5%増の9億14百万円、純利益が97.5%増の6億05百万円だった。

 省力化・生産性向上投資、半導体・液晶製造装置関連の微細化・積層化投資で需要が高水準に推移し、計画超の大幅増収増益だった。FA機器分野は29.0%増収、情報・通信機器分野は25.1%増収、電子・デバイス機器分野は35.7%増収、電設資材分野は10.2%増収といずれも好調に推移した。

 通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が54.0%、営業利益が65.5%、経常利益が61.8%、純利益が64.4%と高水準である。月次売上高(スズデン単体の速報値ベース)も好調に推移している。需要が高水準であり、通期会社予想は増額の可能性が高いだろう。

■株価は上場来高値圏、好業績評価して上値試す

 株価は上場来高値圏だ。11月8日に1680円まで上伸した。その後は利益確定売りで一旦反落したが、自律調整一巡して11月29日には1678円まで切り返した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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