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米景気見通しが堅調のなかドル安の長期化は見込み薄、SMBC日興証券(花田浩菜)
*16:28JST 米景気見通しが堅調のなかドル安の長期化は見込み薄、SMBC日興証券(花田浩菜)
こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。
11/28付けの「主要通貨デイリー」では、ドル安が長期化するかどうかについて考察していますのでご紹介します。
同レポートではまず、足元のドル円について、『昨日のドル円は東京時間からドル売りが優勢となり、一時9月18日以来の111円割れとなった。注目の米上院本会議での税制改革法案採決が今週実施される見通しの中、短期的には様子見姿勢からドル買い圧力は強まりにくい状況にある。税制改革を巡る不透明感に加え、北朝鮮によるミサイル発射の可能性が足元で再浮上しており、これらの今後の展開次第ではドルの下振れも想定され注意しておきたい』と伝えています。
一方で、全般的に市場予想以上の経済指標結果が相次いでいることに加え、『アトランタ連銀が公表している10-12月実質GDP予想(GDPナウ)は前期比年率+3.4%(22日時点)、さらにNY連銀発表のナウキャストは同+3.7%(24日時点)と、共に7-9月(+3.0%、速報値)からの加速を示唆している』ことを挙げ、『ドル安が進行したとしても長期化する可能性は低い』と分析しています。
最後に、『こうした堅調な米景気見通しを踏まえれば、足元の111円割れはやや行き過ぎと考えられ、110円台での推移はあっても短期的なものに留まろう。ドルが下振れた際は、下値を拾う姿勢で臨みたい』とまとめています。
詳しくは11/28付けの「主要通貨デイリー」をご覧になってみてください。
また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。
フィスコリサーチレポーター花田浩菜《DM》
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