半導体関連から内需・ディフェンシブ系へシフト/後場の投資戦略

2017年11月28日 12:13

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;22533.72;+37.73TOPIX;1778.10;+1.37

[後場の投資戦略]

 日経平均は続落して始まったが、25日線が支持線として機能する格好から切り返しをみせており、その後は5日線を挟んでの攻防をみせている。半導体関連への利食いが目立つ半面、内需系への物色がみられており、理想的な循環となろう。北朝鮮情勢への警戒から個人主体の中小型株には利食いが強まる場面もみられたが、売り一巡後は買い戻す動きもみられている。押し目買い意欲の強さなどをみると、需給状況は良好であろう。

 半導体関連の弱さから、先物主導で売り仕掛け的な動きも出やすいと考えられる。ただし、下を大きく売り込む流れにはなりづらく、押し目拾いのスタンスで対応しておきたいところであろう。(村瀬智一)《AK》

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