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三菱ふそう、ラインアップ全車種でEV化を宣言
三菱ふそうトラック・バスが、電動商用車ブランドの“E-FUSO”を新たに設定、今後数年以内に同社全ラインアップのトラック&バスに電動化モデルを設定する。写真は「東京モーターショー2017」で発表した「Vision ONE」[写真拡大]
三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)が、中・大型の電動商用車ブランドの“E-FUSO”を新しく設定し、今後数年以内に同社全ラインアップのトラック&バスに電動化モデルを開発・設定すると発表した。
【こちらも】三菱ふそう、世界初の量産電気トラック「eCanter」を発表
「東京モーターショー2017」の会場で、大型トラックのコンセプトモデルが展示・発表されていた。
この新ブランドの立ち上げは、内燃機関による商用車の代替に対する三菱ふそうの明確な方針だ。また、電動化における商用車メーカーの頂点を目指すべく、航続距離350kmに達するE-FUSOの電気大型トラックのコンセプトモデル「Vision ONE」を同時に発表した。
独・ダイムラー傘下にあるMFTBCは、バッテリーと充電の技術に関して、ダイムラーのネットワークを活用するだけでなく、多大な投資を行なっており、これらの戦略を元に新ブランドは電気商用車ブランドのトップランナーを目指すとしている。
「E-FUSO“Vision ONE”は、完全電気大型トラックの実現を目指すMFTBCの未来を示したコンセプトモデル。これに先立って、9月に初の量産電気小型トラック“eCanter”をニューヨークで発表した。
このコンセプトモデルの発表は、MFTBC全ラインアップのトラックとバスの電動化モデルを開発を目指す同社の宣言だ。
発表したトラック、E-FUSO「Vision ONE」は、車両総重量(GVW)23.26トン、最大積載量11.11トンのトラック・コンセプトモデル。積載量はディーゼルエンジンの同等車両と比べて、僅かに1.8トン少ないだけだ。1回の充電で最大350kmの走行が可能。
大型トラック「Vision ONE」の用途ターゲットとして、都市内の拠点間輸送に使う大型貨物車両を目指す。(編集担当:吉田恒)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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