東芝が『サザエさん』のCM降板か 高須氏が新スポンサーに名乗り

2017年11月1日 23:36

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 東芝が、長年続けていた国民的人気アニメ『サザエさん』の番組スポンサーから降板すると、一部メディアが伝えたことで注目されている。

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 その報道を受け、高須クリニック院長の高須克弥氏が、『サザエさん』のスポンサーになると名乗りをあげたことで、現在では更なる話題として人々の関心を奪っているようだ。

■東芝降板の報道と高須氏の思惑

 2017年11月1日の早朝、共同通信社が「東芝、サザエさん降板へ」と題した記事を掲載し、その情報は瞬く間にSNSなどを介して拡散された。記事によると、自社の経営状況から合理化が避けられないと判断し、48年続けたCM提供から降りることを電通に申し入れたとのこと。

 東芝側は、当該記事を把握しているものの現時点では(スポンサー降板は)決定していることはないとしているようだが、どうやら、『サザエさん』のスポンサーを降板する方向で検討中であるようだ。

 また一方で高須氏は、この件が報道されるとすぐにも自身のTwitterにて『サザエさん』のスポンサーに名乗りをあげた。高須氏はすでにフジテレビへの連絡や、高須クリニックの広告を仕切るハウスagencyを通じて電通へと値段交渉を開始したとも明かしている。

 これらは“ホリエモン”こと堀江貴文氏が今年2月に語った「高須さんが(スポンサーを)やりそう」に対し、高須氏がTwitterで答える形となり、すぐに多くの情報メディアに取り上げられた。高須氏は小さい頃から見ていた『サザエさん』には思い入れがあり、サザエさんへの愛が今回スポンサーに名乗りをあげた理由ともしているようだ。

■48年もお茶の間で愛され続けた長寿番組『サザエさん』

 フジテレビ系列にて現在も放送されている『サザエさん』は、1969年からスタートしている人気番組であり、「国民的アニメ」の呼び名で視聴者から親しまれている。

 その『サザエさん』へ、放送開始から48年もの間スポンサー提供していたのが、開始当時は“東京芝浦電気”の社名だった現在の東芝だ。

 東芝は当初この番組を“一社提供”で世に送り出していた。しかしバブル以降、経営不振に陥っていた東芝は、1998年10月から現在(2017年11月)までは、同社筆頭による複数者提供へと切り替わっている。(記事:高塔・記事一覧を見る

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