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【注目銘柄】ライクは上場来高値圏、18年5月期1Q大幅増収増益で通期予想は上振れの可能性
ライク<2462>(東1)に注目したい。総合人材サービス、子育て支援サービス、介護関連サービスを展開し、グループのブランドを「LIKE(ライク)」に統一した。17年5月期第1四半期は大幅増収増益だった。通期も2桁増収増益・増配予想である。そして上振れの可能性がありそうだ。株価は上場来高値圏だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
■18年5月期2桁増収増益・増配予想で上振れの可能性
18年5月期の連結業績予想は、売上高が17年5月期比17.3%増の470億円、営業利益が16.7%増の17億80百万円、経常利益が30.4%増の32億50百万円、純利益が72.8%増の14億円としている。主要3事業が好調に推移して2桁増収増益予想である。配当予想は年間20円としている。17年9月1日付株式2分割を考慮して17年5月期の年間36円を18円に換算すると、2円増配となる。
第1四半期(6~8月)は、売上高が前年同期比20.1%増の111億29百万円、営業利益が2.5倍の7億50百万円、経常利益が2.1倍の9億84百万円、純利益が92.5%増の3億95百万円だった。
総合人材サービス事業は24.6%増収・22.6%営業増益だった。派遣契約、業務委託契約とも好調に推移した。子育て支援サービス事業は21.5%増収で営業黒字化した。保育士の採用数と定着率が向上し、補助金増額も寄与した。介護関連サービス事業は5.1%増収・50.8%営業増益だった。介護士の充足が進み、サービス品質が向上した。
通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高23.7%、営業利益42.1%、経常利益30.3%、純利益28.2%である。通期予想に上振れの可能性がありそうだ。
■株価は上場来高値圏、好業績評価して上値試す
株価(17年9月1日付で株式2分割)は10月11日に上場来高値2500円まで上伸した。その後は利益確定売り優勢の形だが、自律調整の範囲だろう。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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