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【注目銘柄】ポールトゥウィン・ビットクルーホールディングスは日柄調整完了して上値試す、18年1月期増収増益予想で増額の可能性
ポールトゥウィン・ビットクルーホールディングス<3657>(東1)に注目したい。ポールトゥウィンのデバッグ・検証事業、およびビットクルーのネットサポート事業を展開している。18年1月期増収増益予想である。第2四半期累計が計画超の大幅増収増益であり、通期予想にも増額の可能性がありそうだ。株価は日柄調整が完了し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
■18年1月期増収増益予想、2Q累計が計画超で通期も増額の可能性
18年1月期の連結業績予想は、売上高が17年1月期比11.8%増の219億51百万円で、営業利益が1.4%増の24億42百万円、経常利益が3.1%増の23億85百万円、純利益が25.7%増の14億68百万円としている。
第2四半期累計(2~7月)は売上高が前年同期比19.2%増収で、営業利益が31.8%増益、経常利益が73.9%増益、純利益が2.3倍増益だった。計画超の大幅増収増益だった。主力のデバッグ・検証事業が19.4%増収、13.2%増益と牽引し、ネットサポート事業の黒字化も寄与した。
デバッグ・検証事業では、デバッグ、ローカライズ、カスタマーサポート(海外)等のゲームソフトメーカー向けアウトソーシングサービスが拡大し、プレイステーション4向けソフトやソーシャルゲームのデバッグも増加した。ネットサポート事業では、ネットオークションサイトにおける出品物チェック業務、薬機法や景品表示法等に基づく広告審査業務などが増加し、青少年のネットリテラシー向上を目的としたスクールネットパトロール事業は28自治体から受注した。
通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は、売上高が48.3%、営業利益が46.0%、経常利益が48.8%、純利益が42.3%である。期初時点で下期偏重の計画であり、第2四半期累計が計画超だったことを考慮すれば、通期会社予想に増額の可能性がありそうだ。
■株価は日柄調整完了して上値試す
株価は6月の年初来高値1833円から一旦反落したが、9月の直近安値1428円から切り返して日柄調整完了感を強めている。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して6月の年初来高値、さらに14年の上場来高値2040円を試す展開が期待される。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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