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【株式市場】対ユーロでの円高目立ち日経平均は反落するが配当確保の買いなどあり材料株の売買活発
◆日経平均の終値は2万330円19銭(67円39銭安)、TOPIXは1672.74ポイント(0.08ポイント安)、出来高概算(東証1部)は17億8031万株
26日後場の東京株式市場は、対ユーロで円高基調がジリジリ強まり、キヤノン<7751>(東1)が13時30分にかけて一時前場の安値を割り込むなど、主力株の一角が軟化。日経平均も前場の安値を下回り93円60銭(2万303円98銭)まで軟化する場面があった。前引けは堅調だったTOPIXも軟調になり、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均ともに反落した。
後場は、原油高を受けて引き続き石油資源開発<1662>(東1)などの資源株が強さを保ち、日本航空<9201>(東1)が一段強含む場面を見せ、9月中間配当の権利を確定する買いなどが入ったとの見方。ピックルスコーポレーション<2925>(東2)は四半期業績発表への期待などで一段強張った。上場3日目のPKSHA Technology(パークシャテクノロジー)<3993>(東マ・売買単位100株)は連日高値。
26日に新規上場の壽屋(ことぶきや)<7809>(JQS・売買単位100株)はフィギュア人形、キャラクターグッズなどの企画・開発から輸出入、販売まで行い、9時59分に公開価格2000円を32.5%上回る2650円で売買が成立し初値がついた。高値は前場の2990円、大引けは2800円。
東証1部の出来高概算は17億8031万株(前引けは8億1816万株)、売買代金は2兆5341億円(同1兆1370億円)。1部上場2028銘柄のうち、値上がり銘柄数は1189(同1080)銘柄、値下がり銘柄数は732(同798)銘柄。
また、東証33業種別指数は25業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、鉱業、陸運、倉庫・運輸、空運、建設、鉄鋼、繊維製品、食料品、小売り、情報・通信、卸売り、などだった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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