【注目銘柄】ラウンドワンは08年来高値圏、8月既存店売上も12.0%増と好調、好業績評価して上値試す

2017年9月26日 16:11

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 ラウンドワン<4680>(東1)に注目したい。ボウリングやアミューズメントなどを展開する複合レジャー大手である。18年3月期増収増益予想である。8月の既存店売上高も12.0%増と好調に推移している。株価は08年来の高値圏だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年3月期増収増益予想、8月既存店売上も12.0%増と好調

 18年3月期連結業績予想は売上高が17年3月期比5.0%増の922億円、営業利益が7.3%増の71億70百万円、経常利益が14.4%増の67億円、純利益が31.6%増の36億円としている。

 開拓余地が大きい米国市場を次なる成長ドライバーと位置付け、米国での新規出店を加速する方針だ。また日本国内ではファン層の開拓、情報化社会への対応、経営効率の改善・サービスの向上によって、収益構造の改善・向上に取り組むとしている。既存店売上の想定は国内が1.0%増、米国が1.2%減としている。

 第1四半期(4~6月)連結業績は、売上高が前年同期比5.4%増収、営業利益が54.1%増益、経常利益が5.1倍増益で、純利益が黒字化した。既存店売上が国内2.8%増、米国6.6%増と好調に推移した。増収効果や売上総利益率改善で大幅営業増益となり、経常利益は営業外での為替差損の減少、純利益は特別損失の減少も寄与した。

 17年8月の月次売上高(米国子会社除く)は全社が前年比10.5%増、既存店が12.0%増となった。既存店売上はボウリング、アミューズメント、スポッチャが2桁増だった。8月は雨天の日が多く屋内型レジャー施設への需要が高まったことや、前年の「Pokemon Go」人気の反動も追い風だった。なお17年4~8月累計では全社が3.4%増、既存店が5.2%増となった。

■株価は08年来高値圏、好業績評価して上値試す

 株価は本日9月25日に1425円まで上伸した。08年来の高値圏である。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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