【注目銘柄】アークランドサービスホールディングスは高値更新、既存店売上好調で17年12月期予想に増額余地

2017年9月26日 13:01

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 アークランドサービスホールディングス<3085>(東1)に注目したい。カツ丼専門店「かつや」を主力として、複数業態の飲食店を直営とFCでチェーン展開している。17年12月期増収増益予想である。既存店売上が好調で通期予想に増額余地がありそうだ。株価は6月高値を突破して上場来高値更新の展開となった。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■17年12月期増収増益予想、既存店好調で増額余地

 17年12月期連結業績予想は、売上高が16年12月期比11.7%増の260億円、営業利益が11.9%増の37億50百万円、経常利益が10.0%増の38億円、純利益が6.3%増の22億円としている。

 第2四半期累計(1~6月)の連結業績は売上高が前年同期比10.9%増収、営業利益が18.4%増益、経常利益が19.9%増益、純利益が27.1%増益だった。そして通期予想に対する進捗率は売上高47.9%、営業利益49.7%、経常利益50.2%、純利益54.3%と順調である。

 月次売上高(かつや直営店の速報値)を見ると、17年8月は全店112.2%、既存店105.9%だった。既存店売上は5カ月連続前年比プラスである。また1~8月累計は全店108.1%、既存店101.0%となった。既存店売上は上期の1~6月累計が99.8%だったが、下期の7~8月累計は104.5%と好調だ。既存店が好調に推移して通期ベースで好業績が期待される。そして通期会社予想に増額余地がありそうだ。

■株価は上場来高値更新、好業績評価して上値試す

 株価(17年7月1日付で株式2分割)は9月20日に2274円まで上伸した。6月高値2197.5円を突破して上場来高値更新の展開だ。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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