関連記事
日本学術会議、福島原発事故に由来の被曝で子供や次世代への影響は無し
記事提供元:スラド
9月1日、日本学術会議が「子どもの放射線被ばくの影響と今後の課題」という報告書を公開した(報告書PDF)。この報告書は福島での原発事故に由来する子供の健康への影響を調査検討したものであり、原発事故由来の被曝による先天性異常や遺伝的影響は考えられず、次世代への影響もないと結論付けられている。また、一時問題となった子供の甲状腺がんについても、原発事故による放射線被曝が関係しているとは考えにくい、とされている。
とはいえ、これらについて報道はあまりされておらず、それに対し懸念を示す声が各所から出ている(SYNODOS、BuzzFeed、毎日新聞)。
原発事故における被爆量はチェルノブイリ原発事故と比較してはるかに低いこと、食品中の放射性セシウムによる被曝も極めて低いことも報告されている。
スラドのコメントを読む | サイエンスセクション | サイエンス | 原子力
関連ストーリー:
政府想定の「毎時0.23μSvの空間線量=1年間の被曝線量で1mSv」は実体と大きく違い、実際の被曝線量はもっと少なくなる 2017年03月10日
早野龍五教授曰く、「福島に生まれたことを後悔する必要はどこにもない」 2017年01月12日
双葉町、美味しんぼの「鼻血描写」に正式に抗議 2014年05月09日
福島第一原発事故被災者、長期におよぶ精神的な健康被害が懸念される 2013年01月17日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
スポンサードリンク
- 福島第一原発の処理水放出が始まる、完了まで30年の見通し 8/26 09:45
- 日仏担当相が原子力で協力深化へ 共同声明に署名 5/ 7 15:38
- 世界で原発に対する姿勢が一変、日本は「原発過敏症」を克服できるのか? (2) 9/ 9 10:49
- 世界で原発に対する姿勢が一変、日本は「原発過敏症」を克服できるのか? (1) 9/ 9 08:04
- 中国・台山原子力発電所の事故、設計上の欠陥が原因か 12/ 9 11:39