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【業績でみる株価】ユーザーローカルはAIを活用したサービスを展開、18年6月期増収増益予想
ユーザーローカル<3984>(東マ)は、人工知能(AI)を活用したアクセス解析ツールや自動会話システムなど、企業のマーケティング活動を支援するビッグデータ解析サービスを提供している。18年6月期増収増益予想である。株価はIPO時高値から半値割れ水準まで調整してほぼ底値圏だろう。
■18年6月期は増収増益予想
17年3月東証マザーズに新規上場した。人工知能(AI)を活用したアクセス解析ツールや自動会話システムなど、企業のマーケティング活動を支援するビッグデータ解析サービスを提供(データクラウド事業)している。
コアプロダクトは「User Insight」「Social Insight」および「Media Insight」で、17年2月公開した新サービス「サポートチャットボット」も強化している。18年6月期にはディープラーニングを活用した人工知能サービスの開始を予定している。
18年6月期の非連結業績予想は、売上高が17年6月期比10.1%増の10億64百万円、営業利益が6.0%増の4億08百万円、経常利益が8.1%増の4億08百万円、純利益が1.7%増の2億65百万円としている。
コアプロダクトが順調に伸長し、新サービスも寄与して増収増益予想である。ビッグデータから人工知能事業への飛躍のための投資時期と位置付け、コアプロダクトおよび新サービスの機能強化を目的として、ビッグデータを処理する基幹システムの拡張・強化、アルゴリズムの開発・実装、ビッグデータを解析するデータサイエンティストの教育・育成に注力する方針だ。
■株価はIPO時高値から半値割れ水準で底値圏
株価はIPO人気が離散して水準を切り下げ、9月6日に上場来安値6360円まで調整した。ただし売り一巡感を強めている。9月12日の終値は6760円、時価総額は約245億円である。
日足チャートで見ると25日移動平均線が戻りを押さえる形だが、IPO時の上場来高値1万4090円から半値割れ水準まで調整してほぼ底値圏だろう。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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