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【注目銘柄】JKホールディングスは06年来高値圏、18年3月期1Q大幅増益で通期予想に増額余地
JKホールディングス<9896>(東1)に注目したい。住宅建材の大手専門商社であるジャパン建材を中核会社として、住宅関連企業をグループ傘下に展開する純粋持株会社である。18年3月期第1四半期は大幅増益だった。そして通期予想に増額余地がありそうだ。株価は06年来の高値圏である。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
■18年3月期1Q大幅増益で通期予想に増額余地
18年3月期第1四半期(4~6月)の連結業績は、売上高が前年同期比1.9%増の826億68百万円、営業利益が58.7%増の11億74百万円、経常利益が78.3%増の11億89百万円、純利益が22.9%増の6億31百万円だった。
主力の総合建材卸売事業の好調が牽引し、売上総利益が0.4ポイント上昇して大幅増益だった。総合建材事業は輸入合板の市況回復に加えて、その他建材・住宅機器も伸長して3.1%増収、59.1%営業増益だった。合板製造・木材加工事業は販売が低調で15.4%減収だったが、営業利益は黒字転換した。総合建材小売事業は競争激化や仕入価格上昇で2.6%減収、57.9%営業減益だった。
通期連結業績予想は売上高が17年3月期比3.0%増の3500億円、営業利益が8.8%増の50億円、経常利益が5.3%増の46億円、純利益が0.4%増の28億円としている。通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高23.6%、営業利益23.5%、経常利益25.8%、純利益22.5%である。下期の構成比が高い収益特性を考慮すれば高水準であり、通期予想に増額余地がありそうだ。
なお橋本総業ホールディングス<7570>との経営統合については、17年5月予定だった統合契約締結を延期している。
■株価は06年来高値圏、好業績評価して上値試す
株価は600円台でのモミ合いから上放れの形となり、第1四半期業績も好感して9月1日には827円まで上伸した。13年5月の735円を突破して06年来の高値圏である。週足チャートで見ると上向きに転じた13週移動平均線がサポートラインとなりそうだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待され、06年高値997円も視野に入りそうだ。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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