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【注目銘柄】ファンコミュニケーションズは年初来高値更新して戻り歩調、17年12月期2Q累計が計画超で通期予想に再増額余地
ファンコミュニケーションズ<2461>(東1)に注目したい。アフィリエイト広告の大手である。17年12月期第2四半期累計は計画超の増収増益となり、通期予想も増額修正した。通期予想には再増額余地もありそうだ。株価は年初来高値を更新して戻り歩調だ。14年高値を目指す展開が期待される。
■17年12月期2Q累計は計画超、通期予想に再増額余地
17年12月期第2四半期累計(1月~6月)の連結業績は、売上高が前年同期比5.8%増の198億58百万円、営業利益が5.6%増の30億95百万円、経常利益が4.2%増の31億07百万円、純利益が19.3%増の23億31百万円だった。
計画に対して売上高は3億58百万円、営業利益は95百万円、経常利益は87百万円、純利益は2億51百万円上回った。CPC/ターゲティング型アドネットワーク事業が2.0%減収・10.7%営業減益と低調だったが、主力のCPA型アドネットワーク事業の売上が計画を上回る10.1%増収・15.2%営業増益と好調に推移した。純利益は法人税等の減少も寄与した。
通期の連結業績予想は8月1日に第2四半期累計の超過分を増額し、売上高が16年12月期比7.6%増の403億58百万円、営業利益が8.1%増の62億95百万円、経常利益が7.3%増の63億27百万円、純利益が16.3%増の45億51百万円としている。
通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は、売上高が49.2%、営業利益が49.2%、経常利益が49.1%、純利益が51.2%と概ね順調である。主力サービス「A8.net」の利用広告主数が増加基調であり、通期予想に再増額余地がありそうだ。
■株価は年初来高値更新して戻り歩調、14年高値目指す
株価は本日8月25日に1109円まで上伸した。年初来高値を更新して戻り歩調だ。週足チャートで見ると、700円~800円近辺でのモミ合いから上放れ、その後は13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。14年3月の上場来高値2417円を目指す展開が期待される。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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