フリーゲージトレイン、国交省はまだ諦めず

2017年7月19日 15:38

印刷

記事提供元:スラド

 先日、「長崎新幹線でのフリーゲージ車両、ついに断念」と報じられていたが、国土交通省としてはまだ断念はしていないという見解のようだ。国交省は以前の報道どおり、フリーゲージトレインの2022年度の導入は困難としているものの、開発は継続するという(佐賀新聞の記事1記事2)。

 フリーゲージトレインについては、車両の性能試験が行われているが、そこで車軸の摩耗が見つかり、この問題が解決しない限り耐久走行試験が行えない状況になっているという(国土交通省による「FGTの不具合対策と今後の技術開発の進め方(まとめ)」文書PDF)。

 スラドのコメントを読む | テクノロジー | 交通

 関連ストーリー:
長崎新幹線でのフリーゲージ車両、ついに断念 2017年06月14日
長崎新幹線、途中乗り継ぎ(リレー方式)で2022年暫定開業へ? 2016年02月29日
長崎新幹線で採用予定のフリーゲージトレイン開発に遅れ、2022年度の開業は難しい状況に 2015年12月08日
フリーゲージトレイン、実用化へ大きく前進 2011年10月30日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事