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九州豪雨でドコモが災害用伝言板サービス、携帯各社も支援措置
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7月5日から福岡県や大分県で記録的な大雨が続いているため、携帯電話各社が災害用伝言板の運用を始めとした対応を行っている。
NTTDocomo、au、ソフトバンクともに福岡県と大分県の一部で携帯電話の基地局がダウンしている。現在、順次復旧作業を行っているが完了の目途は立っていない。基地局のダウン・復旧情報については、各社とも公式サイトに復旧マップを載せている。
大手キャリアは各社とも災害用伝言板(171)を運用している。NTT東日本と西日本でもWeb版の災害用伝言板(web171)を提供しており、MVNO(いわゆる格安スマホ、格安SIMキャリア)ユーザーもWebでの災害用伝言板として利用できる。電話番号や名前からユーザーの安否確認ができる「J-anpi 安否情報まとめて検索」も運用されている。
さらに大手キャリアでは災害救助法が適用された地域を対象に、各種支援策が案内されている。例としてNTTDocomoでは、8月31日までの間、次のような支援措置が実施されている。
・規定の場所で、無料充電サービス、臨時公衆無線LANサービス(Wi-Fiスポット)を設置しており、Docomoに限らず全キャリアのユーザーが利用できる
・対象地域のドコモショップで、Docomoユーザーには電池パック・ACアダプタ・ポケットチャージャーなどの付属品を無料提供する
・対象地域のドコモショップで新しく携帯電話機を購入するとき、特別割引を行う
・対象地域のドコモショップで受け付けた、破損・故障した端末の修理代金を一部減額する
・対象地域のドコモショップで行った、通常データ復旧の代金を無料にする
・対象地域のドコモショップで各種手続きを行うとき、事務手数料を一部無料にする
・対象地域のドコモショップで、手続きの際に必要な本人確認書類に不足があっても後日確認することで即時手続きを行える
・対象地域のユーザーで利用料金を窓口支払いにしている場合、支払期限を8月31日まで延長する
・対象地域のユーザーで 「ドコモ光」の基本料金や移転手数料などを無料にし、レンタル機器を無償交換する
これはDocomoの例だが、auやソフトバンクでも各種支援措置が実施されている。またUQモバイルなど一部MVNOでも支援措置が取られているので、詳細は各社の公式サイトを参考にしていただきたい。(記事:成瀬京子・記事一覧を見る)
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