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【注目銘柄】プロシップは上場来高値更新の展開、18年3月期減益予想だが上振れ余地
プロシップ<3763>(東2)に注目したい。会計パッケージソリューション事業を展開し、固定資産管理やリース資産管理などを強みとしている。18年3月期減益予想だが上振れ余地がありそうだ。企業のIFRS(国際会計基準)への移行が増加基調であり、中期的も収益拡大が期待される。株価は上場来高値更新の展開となった。上値を試す展開が期待される。
■18年3月期減益予想だが上振れ余地
18年3月期の連結業績予想は売上高が17年3月期比4.6%増の43億円、営業利益が同8.3%減の14億17百万円、経常利益が同8.0%減の14億50百万円、純利益が同8.6%減の9億70百万円としている。
企業のIFRS(国際会計基準)対応、グローバルでの経営管理統一、業務効率化などを契機に会計システムを刷新する動きが拡大して増収基調だが、ライセンス売上が多く計上された17年3月期と比較して、導入開発作業が本格化するため売上総利益率の低下を見込み、減益予想としている。
ただしIFRSリース会計の変更で企業の管理対象となる資産件数が増大し、システムの刷新検討を進める企業が増加している。IFRS16号に対応したリース資産管理システムを17年1月リリース済みであることなども考慮すれば、通期会社予想に上振れ余地がありそうだ。そして企業のIFRS(国際会計基準)への移行が増加基調であり、中期的も収益拡大が期待される。
■株価は上場来高値更新の展開、上げ足速める可能性
株価は6月20日に1899円まで上伸した。06年1月1815円を突破して上場来高値更新の展開となった。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。指標面に割高感はなく上値を試す展開が期待される。上げ足を速める可能性もありそうだ。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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