関連記事
アンパンマンがみんなに愛される理由とは?
アンパンマン がみんなに愛される理由とは?[写真拡大]
記事提供元:アニメコラムサイト|あにぶ
いつ見てもワンパターンなアニメのアンパンマンですが、やはり大人になった今でも見ると面白いですね。昔も今も話の内容はほとんど変わりませんが、大人になるとバイキンマンが今回はどんな事をするのか、楽しみながら見るようになりました。
色々な展開で話が進んでいくアニメとは対照的にワンパターンなアニメのアンパンマンですが、ワンパターンでも毎回違うゲストキャラがいて、バイキンマンの悪事も話によって違うので何度見ても飽きないのがアンパンマンの良さですね。
■アンパンマン というアニメ作品について
原型作品は1969年に「PHP」誌に連載されていた(大人向けの)読み物であり、最初は子供向けの作品ではありませんでした。
アンパンマンは最初は普通の人間で空腹の人のところにパンを届けるという話を幼児向け作品にして、現在のアンパンのキャラクターが完成した事になります。
最初の絵本のアンパンマンは絵本の貧困に苦しむ人々を助けるという内容であり、敵役のバイキンマンはいませんでしたが、絵本がシリーズを重ねていくに伴い、アンパンマンの仲間や敵役のキャラクターが増えていきアニメ化後に子供たちに絶大な人気を誇る国民的キャラクターにアンパンマンはなりました。
日本テレビでアニメを放送した時は関東ローカルのみでの放送で、2クールで終了する予定でしたが、好評につき放送期間を延長して現在では国民的な有名アニメになりました。
日本では子供たちに絶大な人気を誇る国民的キャラクターになったアンパンマンはアニメだけではなくアニメーション映画化や漫画化やゲーム化もされて、関連商品の総売り上げ額は2010年時点で1兆1000億にもなっています。
■アンパンマン のストーリについて
毎週放送されるアニメのストーリーは実にシンプルでワンパターンですが、エピソードでは毎回色々なキャラクターが登場します。最初に毎週違うゲストキャラが登場して、悪役のバイキンマンが悪事を行い、それをアンパンマンが懲らしめるというのが王道スタイルになりますね。
バイキンマンは最初はアンパンマンの顔を傷つけたり、汚したりして優勢になる事が多いですが、最後は必ずジャムおじさんが新しい顔を焼いて、バタコさんがアンパンマンの顔を取り替えて元気百倍になったアンパンマンが得意のパンチかキックでバイキンマンをやっつけるという流れが定番になります。
全部の作品を見たら、ほぼ9割がこの流れになるのですが、たまにバイキンマンが悪事をしなかったり、バイキンマン自体が脇役で終わる事もあるので、必ずこの流れになるとも限りません。アンパンマンにはカレーパンマンや食パンマンという仲間もいるので、たまにバイキンマンとの戦いでアンパンマンよりもカレーパンマンや食パンマンの方が活躍する話も結構あります。
バイキンマンにもドキンちゃんという女の子の仲間がいますが、この子は食パンマンが大好きですので、食パンマンには異様に弱いのがドキンちゃんの弱点になりますね。
アニメも見ている子供たちもストーリの流れは、みんなわかって見ていると思います。
■アンパンマンの魅力と面白さ
アンパンマンは、時代劇の水戸黄門と同じでワンパターンですが、だからこそ見ている時に深く考えずにリラックスしながら見れるのが、自分としては最高の魅力だと思います。深い事は考えずに今回はバイキンマンがどんな悪事をするのかを楽しみにしながら見てる人も多いでしょう。
バイキンマンも悪役ですが話を面白くするには、とても重要なキャラクターであるので、アンパンマンと同じくらい子供には愛されるキャラだと思います。毎回ワンパターンすぎる部分は否めませんが、たまにバイキンマンがいい事をしたりする話もあるので、そういうのを見た時にはとても新鮮味があるのもアンパンマンのいい所です。
滅多にありませんが、バイキンマンがアンパンマンを助けるシーンなどを見た時は自分もかなり感動して、何度も見てしまいました。アンパンマンとバイキンマンが入れ替わる話もありましたが、自分としては、あの回が一面白かったですね。バイキンマンは悪役ですが、味方のドキンちゃんのわがままを何でも聞くような優しい一面もあるので、やはり見ている子供も本気でバイキンマンを嫌う子は少ないと思います。
アンパンマンもバイキンマンを見ただけで懲らしめるのではなく、しっかりとバイキンマンが悪事やいたずらをしてるのを確認してから攻撃に入るので、バイキンマンをそこまで本気では憎んでいないのがよくわかります。
最後はアンパンマンに吹っ飛ばされたバイキンマンが「バイバイキーン」と言うのが定番ですが、それを追いかけるドキンちゃんもいいですね。これを見て不思議な安心感は大人が見てもあるかもしれません。
ワンパターンというのは、子供たちにとっても安心感があるので、やはりこれがアンパンマンがここまで人気が出た理由だと思います。
タイトル
それいけ!アンパンマン
監督
永丘昭典
放送期間
1988年10月3日から現在 30分
主な声優
戸田恵子、山寺宏一、かないみか、冨永みーな
製作会社
日本テレビ トムス・エンタテインメント
その他の情報
http://www.anpanman.jp/
(あにぶ編集部/あにぶ編集部)
情報提供元:あにぶは、アニメのおたくな情報やアニメのニュースを初め、アニメのコラムなどを配信しているアニメコラムサイトです。
■関連記事
NHKが本気すぎるアニメ「 十二国記 」、小野主上の魅力が全開!
『 機動戦士ガンダムSEED 』今なお愛され続けている三人組! ブーステッドマン とは?
『DEATH NOTE』「夜神月」新世界の神を目指した男
スポンサードリンク