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13日の米国市場ダイジェスト:ダウは92ドル高、ハイテク株に買い戻しの動き
*07:48JST 13日の米国市場ダイジェスト:ダウは92ドル高、ハイテク株に買い戻しの動き
■NY株式:ダウは92ドル高、ハイテク株に買い戻しの動き
NYダウ ナスダック
終値:21328.47 終値:6220.37
前日比:+92.80 前日比:+44.90
始値:21256.83 始値:6206.12
高値:21332.77 高値:6226.41
安値:21256.83 安値:6180.04
13日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は92.80ドル高の21328.47、ナスダックは44.90ポイント高の6220.37で取引を終了した。下落していたハイテク株に買い戻しが入り、終日堅調推移となった。ただし、明日のFOMC(連邦公開市場委員会)でのバランスシートの縮小や年内の利上げペースに関する見解を見極めたいとの思惑から上値は限られた。セクター別では、素材や小売が上昇する一方で電気通信サービスやメディアが下落した。
電気自動車のテスラ・モーターズ(TSLA)と中国電子商取引のアリババ・グループ(BABA)は。一部アナリストによる投資判断引き上げを受け、上昇。ハードディスクのウエスタン・デジタル(WDC)は、東芝のメモリー事業への買収額引き上げが報じられ、堅調推移。主要ハイテク株であるフェイスブック(FB)、アマゾン(AMZN)、マイクロソフト(MSFT)、アルファベット(GOOGL)にも買い戻しが入った。一方で、製薬のメルク(MRK)は多発性骨髄腫の臨床試験を中断したことが報じられ、下落した。
本日、検索大手のヤフー(YHOO)は通信大手のベライゾン(VZ)へのネット事業売却を完了した。マリッサ・メイヤーCEOは辞任する。
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■NY為替:ドルは110円前後でもみあい、米FOMC前で様子見
13日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円22銭まで上昇後、109円92銭まで反落し110円08銭で引けた。
予想を上回った米国の5月生産者物価指数(PPI)や6月連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げを織り込むドル買いが優勢となった。その後、セッションズ米司法長官の議会証言への警戒感にドルは伸び悩んだ。ユーロ・ドルは、1.1220ドルから1.1192ドルへ下落して1.1211ドルで引けた。ユーロ・ポンド絡みの売りが優勢となった。ユーロ・円は、123円54銭から123円18銭まで下落した。ポンド・ドルは、1.2710ドルから1.2757ドルへ上昇。英国のインフレ率が予想以上に上昇したほか、連立政権発足に向けた前進、ソフトブレグジットへの方針転換期待にポンド買いが再燃した。ドル・スイスは、0.9667フランから0.9694フランへ上昇した。
■NY原油:続伸で46.46ドル、原油在庫減少への期待で買い継続
NY原油先物7月限は続伸(NYMEX原油7月限終値:46.46 ↑0.38)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は前日比+0.38ドルの46.46ドルで取引を終えた。一時46ドルを下回ったが、米原油在庫の減少期待が広がったことから反転。石油輸出国機構(OPEC)による5月の産油量は日量で33万6100バレル増加したが、今年後半にかけて減産措置の影響で原油在庫の継続的な減少が予想されており、5月の増産を嫌気した売りは拡大しなかった。13日の米国株が強含みとなったことも材料視されたようだ。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 23.77ドル -0.01ドル(-0.04%)
モルガン・スタンレー(MS) 45.15ドル +0.3ドル(+0.67%)
ゴールドマン・サックス(GS)224.20ドル +2.29ドル(+1.03%)
インテル(INTC) 35.88ドル +0.15ドル(+0.42%)
アップル(AAPL) 146.59ドル +1.17ドル(+0.80%)
アルファベット(GOOG) 953.4ドル +10.50ドル(+1.11%)
フェイスブック(FB) 150.68ドル +2.24ドル(+1.51%)
キャタピラー(CAT) 105.75ドル -0.32ドル(-0.30%)
アルコア(AA) 32.48ドル +0.70ドル(+2.20%)
ウォルマート(WMT) 79.52ドル +0.28ドル(+0.35%)
スプリント(S) 8.26ドル +0.05ドル(+0.61%)《HT》
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